仁和寺も通過してあらかた僕の中の

京都マラソンお楽しみポイントを消化してしまい

残り30km近くあんのかぁと思った。

 

まぁ、ぜんぜんしんどくないし

こんな機会はめったにないしいろいろ遊んじゃおう!

 

そう言えばべーやんさんが応援に来てくれていたんだけど

僕は自分のでかさを過信して

当日の服装はおろかゼッケン番号すらお知らせしていなかった。

 

さすがにランナー大渋滞の真っただ中にいれば

そうとう気を張っていないと発見されないことを発見した。

 

今回走るにあたってエイドもお楽しみのひとつだ。

わーい、お菓子ー!!

全種類もらっちゃうぞ!

 

・・

・・・、

といった感じでマラソンを満喫していたんだけど。

 

17、8kmあたりから如実に腰骨の上あたりがダル痛い。

筋を痛めた感じの痛みではなく筋肉っぽい。

なんだろう、めちゃくちゃ痛いわけじゃないけど

なんか我慢しずらい痛み。固まる。

 

ついでにやはり脛もあんまりよろしくない。

普段なら無視する程度のさざ波的な痛みだが

着地のたびに感じられ、数百歩に1回とかの頻度で

「いてっ」と呟く程度の痛みが出始めた。

 

あんまり楽しくなくなってきた。ペースもさらに落としてみた。

追い打ちをかけるように

まだ半分も走っていないのに足すら重くなってきて

余計に気分を沈ませることになった。

 

順調()に腰の痛みが増してきて歩きを交えたりしながら

ハーフを1時間58分台で通過した。

 

ペースは衝撃が少ないように

キロ7ぐらいになっていたのでそれ以後も抜かれ続ける。

脛よりも腰の痛みが走ることに影響していた。

 

ハーフ通過後、間もなく4時間軍団に抜かれた。

ゆっくりでも走っているからこそ

応援を素直に受けられるのであって

歩いてしまうと応援者にも申し訳なくって

ついでに自分も情けなくって

痛みもあってなんとなく楽しむ心も失せちゃった。

 

完走はできるだろうと楽観視していたけど

ハーフ通過後、DNFを明確に意識した。

「これは無理だ」と。

 

死に場所を求めてしばらくとろとろと走る。

DNFを半ば決めたんだけど

なんというかきっかけがなくて

DNFを意識してから早くも5kmぐらい来たw

 

で、目の間に現れたのが公式時計。

「あ、ここでやめよう」

何故かとてもすっきりそう思えた。

 

約26km来るのに2時間40分もかかっていた。

 

サブ3だと10km以上先にいるのか、

へぇ~、やっぱり速いんだなぁと

時計を写真に収めながらふと思った。

 
常に抜かれ続ける人生でした・・・、
ちゃうわ!(>_<)、マラソンでした。

 

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