ハーフを23分台で通過。
ジョグ感覚だし一見、順調。
このまま突っ切れるか、に思えた。
が、その時は突然やってきた。
27km目の後半から明らかに脚が動かなくなってきた。
29kmのラップは驚愕の4分41秒!
(今までと同じ体感で進んだ結果で)
(マジか!?)
上り坂だったけどこれは異常値だ。
返す刀の下りでは3分50秒まで戻すが万事休す。
あ、脚がぜんぜん動か…、ない。
ペースを上げようとしても息が上がる前に
脚の動きが制限されてるように動かない。
アスファルトの小さな窪みにすら
脚をとられて腰が落ちる、なんならこけそうになる。
(30kmを少し過ぎた俺。テイクスポーツ)
腰を立てて余計な疲れを引き起こさないように意識する。
もどかしい。なんだよ、これ!?
腹は減ってない、呼吸は問題ない。
ただただ脚が動かない。
ペースと共に下がる心拍数。
なのにペースを上げる手段を根こそぎ奪われた感。
当然、ランナーには抜かれまくる。
あと12km…。長い…、残酷( 。゚Д゚。)
悔しい。
違うんだ、俺はもうちょい走れる奴なんだよ。
誰に言い訳してるか分からん事が頭に浮かんでは消えた。
「もういっそのこと盛大に攣ってくれよ」と思った。
そしたら、攣ったので大撃沈しました(>_<)って言えるのに。
言い訳させてくれー。
すげー、どろどろメンタル(笑)
ただ、どろどろメンタルの中でも
あんまり動かない身体は動き続けている。
そうなら俺が勝手に諦めて脚を止めるわけにはいかない。
メンタル俺は後ろ向き百点満点だけど
フィジカル俺は子鹿(ただし、無駄にでっかい)なりに
まだ頑張っているのだ。
1km、また1kmと削っていく。
1kmが遠い。
ただのジョグとなり、しんどくないのにしんどい。
30km以降はずっとイーブンペース、430ぐらい。
(アップダウンで前後あるけど)
42kmを通過した瞬間、時計を見やる。
40秒経過で52分から53分になるところだった。
最後ぐらい意地を見せられないか!
飛びっきりのラストスパート、
…、みたいなヒーローに俺はなれなかった。
順当に時計が53分を示してからゴールした。
(単なる負け惜しみ&僻み)
(うつわの小ささが丸見えな発言)
次だ、次!
加古川マラソンの俺を見とけよ!!
腹いせにアソコがおっきいと言って憚らないお方を締め上げておきました(笑)
「借りた金は返さなあかんのやでぇ」
いつもありがとうございます。
更新の励みになります。応援ポチお願いします!