初めてフルマラソンを走った2014年シーズンは

あっさり跳ね返されて終了した。

 

周囲におだてられてその気になっていたが

実力的にハーフ90分ギリギリだったので

推して知るべしの順当な結果だったわけです。

無知って強くて弱い(>_<)

 

練習内容は大きく変化することがなかったけど

まだまだ走れば速くなる時期だったんだろうと思う。

この頃はビルドアップ走とLSDがメインの練習でした。

長居も行ってなかったし。

 

で、

2015年秋にはハーフで86分台まで出せるようになった。

 

タイム的にはギリギリ、サブ3を狙える位置か!?

満を持してサブ3奪取に挑んだ神戸マラソン2015。

 

今でも覚えている。

筆舌しがたいきつさの中、必死にもがいた。

サブ3やってやるんだという強い気持ちがあった。

けど、

 

3時間00分41秒。

 

なんと1km1秒足りず。なんてドラマチック。

40km通過時典でギリいける!って思ってたんだ。

ラスト2.195kmでほんの少しの貯金を使い切った。

ホント、動かないんだもの。

 

このレース後、こんなきつい思いしても無理かと

かなり落胆した記憶がある。

今後に残るレースを走ることにちょっとした恐怖すら感じた(笑)

 

ここで俺、思ったんです。

 

次のレースは加古川マラソン。

ここでもサブ3を狙う走りはする。

 

ただ、このレースで達成できてもできなくても

もう記録を狙って走るのはやめよう。

それほどまでに神戸マラソンがしんどく、

こんなしんどい思いをまた味わうのはごめんだと思った。

 

セオリーでは後半、落ちるので貯金をということで

410ぐらいで行くのが多いと思う。

でも数少ないフル経験から410ペースはちょっと俺には速い。

レースプランはビタビタ415でいく!

俺がサブ3に達することができうる細い道はこれしかない!

 

そして。

終始、余裕。

なんなら最後の5kmを上げる余裕があり、最速ラップ。

超楽しかった!

あの超絶苦しかった神戸、なんやってん!と。

 

というわけで

やめようと思ってた記録を狙ったレースを続ける羽目になった。

 

おわり。