前半ハーフ:1時間24分台
後半ハーフ:1時間34分台
10分も失速した今シーズンラストレース、篠山ABC。
レース当日から遡ること10日。
天気予報を見て俺は嘆いた。
最高気温3℃、風速5m~7m。
寒すぎるっ!風強すぎるっ!!なんて日だ。
当日、20℃。
( ゚д゚)ポカーン、パ、パルプンテ!?
朗らかやなぁ。Aブロック列目ほどで三角座り待機。
もちろん、戦闘服は「なるT」。
度重なる激戦を経てT首擦れの血痕、
汗染み、スポドリ、ジェル染みなどの
隠しきれぬ汚れを纏ったある意味、呪いの鎧だ。
登録の部が10時40分にスタート。
あと10分でスタートかぁ。スタート時間遅いよなぁ。
朗らかやなぁ。
いよいよ今シーズンラストレース。
スタート!ロスは7秒。
調子はどうかって?
良かろうが悪かろうがキロ4なんだよ!
3kmまで3’50ペースと突っ込み気味で入った。
意図したわけではなく結果的に。
4km目からようやくペースが落ち着いてきた。
去年25kmぐらいまで並走した人が今年も隣にいた。
話しかけようかなと思ったけど、その人やたら唾吐く人だった。
あ、そうだ。思い出した。
去年もきったねぇな!こんなのに負けねぇ!!と
勝手に対抗意識を燃やした挙句、
25kmから千切られたんだった(´・ω・`)
で、今年も25kmぐらいで千切られたよ(´・ω・`)
10分前にスタートした登録の部ランナーを
抜きながらレースを進められる展開で気分は満更でもない。
10kmまでは若干の下り基調で気持ちよくペースを刻む。
10kmにして「これ、このままいけんちゃうん」と
俺のフルマラソンあるある発動。
10km以降は細かくアップダウンを繰り返しながら上っていく。
ペースのばらつきはそのままアップダウンに比例している。
ラップを見返すと基本のベースが2秒ぐらい落ちてる感じだけど
その時は問題なく進めていると思っていた。
暑さもあり、給水は全てのエイドで2杯以上摂った。
ただ、レース後にも1リットル、水分補給したけど
夜までおしっこ出なかったから脱水気味だったのかもしれない。
20km通過時にキロ4貯金が
15秒になっていたのでちょっと気落ちした。
予定では30秒の貯金を持っているはずだった。
ハーフ地点ではさらに5秒貯金を切り崩していた。
キロ4が維持できてない。
半分にして早くも崩壊の危機を迎えていた。
気分転換も兼ねて私設エイドのコーラを頂いた。
私設エイドのおばあちゃんから
「取るのうまーーい!!」と感嘆の声と万感の拍手を頂いた。
これが俺の篠山ABCマラソンでの唯一の輝きとなった。
つづく。