完走した日の夜、
レース中から痛かった右目は、物が二重に見えるほどのダメージを受けていて「大丈夫か」と自分でも不安になったのだが、ひと晩寝て起きれば、元に戻ってひと安心。(結構な眼精疲労だったようだ。肩の凝りが目にきたのかもしれないが)
あと、レース中から痛かったのは手首。
基本走っている間は、リラックス目的で瞬間的に両手を下げることはあっても、ほとんどの時間で手は「上げた」状態になるので、ずっと力が入っていた手首の凝りから来る痛みというのも、2日ぐらい残って厄介だった。
太ももや足首はいつものことなのでいいとして、
雨の寒い中で100kmも走ると、普段のフルマラソンでは痛みが出ない場所に、いろんな疲れがたまるものだ。でも幸い、頭痛が出なかったので(レース中も頭痛が出たらいろんな意味で危険なので、すぐやめようとは思っていたが、風邪も引かずに帰ってこれて良かった)、回復もフルマラソンのときより少し遅い程度で済んだ。
故障持ちで、スピードも後から走り始めた嫁にもはるかに劣るほどの非力っぷりだが、
根性だけは身体と関係ない部分なので、それを生かせる方向性という意味では、ウルトラに進んだのは間違いでなかったと思う。
長い距離に挑む勇気そのものが「勝利」。完走すれば「大勝利」。
タイムも順位も重視されないし、私のような人間でもゴールテープが切れる。
これがウルトラマラソンの魅力だろうか。
走行距離:100.2km
立ち寄ったトイレの回数:4回
服装:長袖ウエア(KAPPA、ニューバランス)、タイツ(cw-x)+短パン(アシックス)、ソックス(RxL SOCKS TRR-30G )
摂取したドリンク:水、ヴァームウォーター、オレンジジュース、コーラ、アミノサプリ、ホットココア、ホットコーヒー
摂取したフード:エネルギーゼリー、吉田うどん、きのこの山、クリームパン、梅干、グミ(カンロ ピュレグミ )