大変にごぶさたしております。
あいさつもそこそこに、
来週の日曜日は「北海道マラソン」です。
半年ほど前にエントリーしていたレースなので
途中すっかり記憶から抜けていた時期もありましたが、
エントリーしたものは出なければなりません。
それに我が夫婦は2年前にもエントリーしながら
諸事情により断念した過去があります。
だから今回は何が何でも、
私がエントリーした直後に運悪く
仕事のゴタゴタと震災のゴタゴタの二重苦に巻き込まれて
とんでもない上半期を過ごしていながらも、この北海道は
走らねばならない。そんな思いでこの夏を過ごしてまいりました。
なので猛暑の中でも、いろんなことがありながらも
一応ちゃんと走っておりました。
ちょっと前までは。
しかし先週末、三つ目の苦が時間差でやってまいりました。
ちょっとした病気で、左耳にメスを入れまして。
そしてドレーンと呼ばれる管も入れまして。
ガーゼとテープでグルグル巻きにされ、
運動はダメとドクターストップがかかったことにより
お盆の走り込みが一切できなくなってしまい、
「あぁ終わったな北海道マラソン。観光だけか・・・」と
あきらめた瞬間もありました。
それでも1週間後、
病院を変えてセカンドオピニオンに頼ったところ
「前の病院は大げさにやりすぎ。もうほっとけばいいよ」と、
ガーゼをビリビリとはがし、ドレーンを抜いて絆創膏を貼り、
事実上の治療終了宣言。
初診から10日。メスの跡もだいぶ目立たなくなり、
「ほっとけばいい」というセカンドオピニオン医師の言葉を信じて、
ようやく今日、久々に15km、おそらく最後のちゃんとした練習を
終えたのであります。今月まだ月間35kmです。
かくして北海道マラソンは、完全なる調整不足は承知の上で
「ばかっ晴れになるなよ。秋の気配を呼んでこいよ」と北の大地に祈りつつ、
「絶対に死なない」という第一目標だけは忘れることなく、
あとは熱中症で倒れない、
冬場みたいに無理をしない、
収容者から必死に逃げ回る、
折り返し点で折り返さず、豊平川に飛び込まない、
ましてや川でサケを捕まえて木彫りのモチーフにならない、
新千歳空港で「じゃがポックル」だけは必ず買って帰る。
といったいろんな目標を持って、
走ってまいります。
で、ゴールしたらすぐ飛行機乗って、翌日仕事です。