【vol.158】

 

 

あなたの「夢」を建築で叶え

あなたの「想い」を書で表現する

建築デザイナー・書道家の藤井俊二です

 

 

離婚してから1年と4ヵ月

 

 

離れて暮らす息子は就活をしていた

 

 

男としてオヤジとして

息子に言いたいこと

言いたかったこと沢山ある

 

 

でも息子のやりたいようにやってほしい

 

いざという時に力を貸せばいい

 

オヤジってそんなもんかなと思ってた

 

そう思って

一言だけ

 

 

自分が納得のいく会社へ

 

 

これだけ伝えていた

 

 

やりたいことがまだ見つからなくてもいい

行きたい会社に入れなくてもいい

 

 

この会社でええか

 

 

そんな気持ちだけは持って欲しくなかった

 

 

一切俺のコネも聞かず

面接の仕方やリクルートスーツに靴

 

 

一切俺に頼ることはなかった

 

 

本当に勇ましい

 

 

誰の子や?

 

 

小さい頃からほとんど遊んでやれず

それでも参観日や運動会はほぼ顔を出した

 

 

離婚することになって息子から

厳しい言葉を浴びせられたこともある

 

 

俺はいつの日か理解してくれる時が来ると

信じて一切何も言わなかった

 

 

ただすまんと。。。

 

 

そして

 

息子から内定もらったとの知らせに

 

 

やっとこの日がきた

 

 

二人で男同士で祝杯をあげる

 

 

 

目ヂカラ俺譲りか!(笑)

 

 

息子も喜んで色んな話をしてくれた

 

 

一番驚き一番嬉しかったのは

 

大手リフォーム会社へ内定したこと

 

 

営業だが同じ建築業界に内定し

 

 

一応おとうの影響受けたんかな

 

この言葉に感無量だった

 

 

建築の道に進まなかった息子

 

 

俺の姿を見て経営の厳しさを知った息子

 

 

自分をしっかりと分かっている息子

 

 

俺がポンコツだからほんまに立派に育ってくれた

 

 

元々俺にオヤジがいなかったから

オヤジ像というものが分からなかった

 

 

今になってやっと向き合えるのかもしれない

 

 

自分がデザインした仕事

それにも触れることもなかったな。。。

 

 

そう思い立ち

 

デザインしたお茶屋さんへ行った

 

 

小さい頃の息子を知っている姉さんも喜んでくれた

 

 

 

 

 

 

ほんまにこんな日が来るとは

 

 

これから社会人になって

たくさんいろんな経験を積んで欲しい

 

 

俺がはっきり言えることは

可能性を信じてやりたいことは全部やれ

 

 

経験値は高い方がいい

 

 

だから失敗を恐れず思い切ってやれ

 

 

唯一俺が自信を持って言えることだから

 

 

 

これからは一人の男として見守り

いつまでもオヤジとして見守っていきたい

 

 

お父ちゃん頑張る!

 

 

いつもありがとう☆