【vol.095】
体質改善に効く塗り壁と「団欒の間」の設計を通して、
昭和の世界観を「令和」の時代に引き継ぐ
間取り設計のスペシャリスト藤井俊二です
「神は細部(ディテール)に宿る」
ってよく聞いたことあると思う
建築の世界では
このディテールにこだわる
はっきり言ってどうでもいいことかもしれん
誰がそんなとこ見んねん
これでええやん
って昔、大工さんに言われたことがある
その逆にディテールが詰められてなかったら
こうした方がすっきり見えるで
と教えてくれた大工さんもいる
どっちと仕事がしたいか?
現場は、設計士が偉い訳でも何でもなく
職人さんと一緒に案を出し合って創り上げていく
これが物作り
つまりそれぞれの強みを発揮して結集していく
現場はチームで成り立っている
仕上がってしまえばなんてことないことやけど
例えばこの写真
今、白い部分は塗装仕上げ
白い部分以外はクロス仕上げ
通常壁と天井の取り合いは廻り縁というものが
取り付けられる
今回は、その廻り縁がない細部になっている
クロスを先に貼るのか
塗装を先にやるのか
この工程も詰めていく
どちらの方が仕上がりが美しく
施工性もよいかを検討する
今回は、天井との取り合いの際(きわ)を
塗装で下塗りしてからクロスを貼り
最後に全体塗装する
廻り縁があればここまで神経質になることはない
建築は至る所に設計、職人の技が詰まっている
魂が詰まっている
あなたがお家を建てる時は
現場に足を運んで注目してみてな
今日もスーパーミラクルハッピーな一日を☆
ありがとう☆
