【vol.063】

 

「あなたの想いを

建築で叶える」

 

「木」と「土」の建築専門家

藤井俊二です

 

 

昨日は、下町ロケットのモデルともいわれた

植松 努さんの講演会でした

 

「思うは招く」

 

 

 

今回の講演会は

NPO法人草津未来プロジェクト

が主催

 

NPO法人草津未来プロジェクト<KMP>のみなさん

 

ご縁あってこのプロジェクトに共感し

直ぐに協賛をさせていただきました

 

この日はなんと650名満席!!

 

植松さんご自身の生い立ちから

体験、経験に裏付けられた講演は

全てが心に刺さりました

 

「どーせ無理」

 

この言葉を根絶すべく全国を回っておられます

 

明治維新から急激に日本の人口が増え続け

高度経済成長真っ只中の時は大量生産のもと

真面目・素直・型どおりの人で良かった

 

しかし2004年12月をピークに今度は

急激な勢いで人口は減っている

 

これまで日本の歴史で日本人は

人口が減るという経験をしていない

 

今、まさに直面している

だから分からない

 

大企業も破たんする時代

仕事もどんどん減っていく

安定神話は崩れた

 

それでも大人たちは安定安定と押し付ける

 

「夢をたくさん持とう」

夢をたくさん持つことはいいこと

そのどれか一つがだめでもいい

 

・不安の向こうに喜びはある

・人は足りないから助け合う

・人を助けるとは 

 観察する

 予測する

 自分ならどうするか考える

・「違う」は「ステキ」

・人を使い捨てにする社会に未来はない

・知恵と経験と人脈 お金じゃない

・人を大事にする

・人生はぶっつけ本番

・やったことないから失敗する それでいい

 

数々の言葉が刺さった

 

「すべきことを先駆けてやるのが

真のリーダー」

 

「可能性をつぶすのは

人を殺すのと同じ」

 

子供たちも沢山来ていたが

大人にこの話を聞いて欲しい

 

子供は判断できない

大人がきっかけを作ってあげる

 

 

そして特に俺の心に刺さった言葉

 

「なければ作ればいい」

 

北海道の登呂町

1988年に日本で初のカーリング場を作った

 

当時は、「何でそんなもの作るんや?」

「税金の無駄使い」

など非難されたが北見市となった今

 

あの「そだね~」

カーリング女子を生み出したのがこの町

しかも5人中4人が登呂町出身

 

なければつくればいい

 

植松さんは人も物もお金も

なければつくればいい

の精神でやって来られた

 

なんと140分に及ぶ講演会は

あっという間に終わった

 

最後は、kmpのメンバーによるコーラス

 

 

手話を交えながらの圧巻のコーラス

 

ここで普通ならおしまい

 

 

しか~し

俺にとって最高の時間がやってきた

 

懇親会でたくさんの人が植松さんを囲む

 

終盤に隣に座ってお話できるチャンスがきた

 

 

 

俺の今の現状、たくさんある夢

率直に突っ込んだ質問もした

 

物凄く丁寧に親切に真剣に

話を聞いて頂き本質をついた

アドバイスをくださった

 

自分にはない発想だった

 

とてつもない幼少からの壮絶な人生を

送って乗り越えてこられた人の

アドバイスは説得力半端ない

 

今自分が考えていること

やろうとしていること

それは間違っていない

 

例え大きな夢だろうが

リアルに語り続けることで

必ずフックしていく

 

なければ作ればいい

 

木と土の建築

金物に頼らず木を刻む大工がいなければ

育てればいい

 

土壁を塗る左官職人がいなければ

安価でできる材料を開発すればいい

 

大学と組んだり企業と連携したり

仲間を募ったりしてなければ作ればいい

 

最後は人目もはばからず

二人で握手しながら涙しました

 

「日本を良くしていこうね」

 

最後のこの言葉は

最高のギフトです

 

ありがとう!!