「和」と「書」と「少年野球」を愛する男
藤井俊二です
建築「和」のこと
そもそも「和」って何?を論じだすと途方もなくなるが
もともと「倭」の国としてこの字を使っていた
7世紀ころから「日本」を使うようになり
十七条憲法第一条冒頭にある
「和を以て貴しと為し」にもあるように
「和」という言葉があらゆるところで用いられ
日本人のアイデンティティとして浸透してきたと言われている
建築において「和」とは
和風建築、数寄屋建築、茶室建築、寺社仏閣、町家。。。
様々あるが和の建築としてまとめられるだろう
今日では、モダン和風といった現代的なデザインとの融合
などその定義は幅広くとらえられている
もっともっと和について深く調べ考え探索し
設計に活かしていきたいと改めて思う今日この頃だが
今日は、ある店舗のブランディングのため
南禅寺界隈を探索していた
そして3月にオープンしたブルーボトルコーヒーに行ってみた
築100年以上のもともと旅館を改築しリノベーションした店舗で関西初上陸
荒壁をそのまま見せたり柱や梁もほぼそのままで大空間を演出していた
とにかく外国人ばっかりでブルーボトルコーヒーのブランド力で
人が多いこともあろうが海外の人から見たらこのむき出しの
日本特有の技術を目の当たりにできる建築がいいんだろうと思った
内装を綺麗に作りこむのではなくありのままを見せること
シンプルに表現することの美しさを感じることができた
築100年以上の日本の「和」の建築と
現代のデザインを用いた店舗の融合
日本建築の持つポテンシャルの高さを感じる
これからの設計活動に大いに参考になった
もっともっとまだ見ぬ京都を探索し
どんどん発信していきたい
ありがとう!