カレーは飲み物? | 未来の坂本龍馬へ「みんなちがってみんないい」息子と父のADHD奮戦記

未来の坂本龍馬へ「みんなちがってみんないい」息子と父のADHD奮戦記

ADHD(注意欠陥多動性障害) ご存知ですか?
もし ご自分のお子さんが そう診断されたら。
私は 戦うつもりは もうとうございません。
なぜなら「みんなちがってみんないい」 はずなんです。

カレーが大好きなりょうまの口癖は
「カレーは飲み物」
何度もよく噛むように指導しても丸飲みです。

今から30年位前にタレントのウガンダ・トラさんが言い始めた言葉だと認識しています。
今でもよくタレントの方に引用されているようで、
小さな子供もよく使います。

これと同様に
「新幹線は寝るところ」
も、よく使われているようです。
私もお笑い芸人の方がテレビでネタとして言っていたのを見たことがあります。

そこで私から一言、

「おい、バカ芸人!おまえら面白いつもりで言ってるかもしれないけど、つまんねーんだよ!」

しかも子供に悪影響。
そう、30年以上悪影響を及ぼしています。

新幹線ネタに関しては、
アホな大人が影響を受けて、さわぐ子供やその親を罵倒する始末。

「さわぐから子供なんだよ!」

我慢できるのが大人で、
我慢できないのが子供。

「さわぐ子供は仕方がないが、それをしつけできない親が問題」
などとのたまう知識人なるものが一番始末が悪いです。

さわぐ子供を叱る親の心境は、
「私はしつけのできる親です」を、
周りの大人へアピールしているのです。

私も人前でさわぐ多動型ADHDのりょうまを何度もたたいたことがあります。
どんなに胸が苦しいかわかりますか?

ただ子供らしくさわいだだけで周りの大人から嫌な顔をされ、
あげくに親に叱られる子供は、
さぞ傷つくことでしょう。

大人が大人であるゆえんは、
人生経験により子どもより判断ができるからなのではないでしょうか?

それが「電車の中で赤ちゃんが泣いていてうるさかった。子供が騒いでいてムカついた」と、
SNSで不満をぶつける大人は果たして大人なのでしょうか?

安易なネタで悪影響を及ぼすメディアの危険性に、
つまらないダメ芸能人の方は気づいてほしいものです。
自称知識人の方も。

「カレーは食べ物です」
「新幹線は移動手段です」

これぐらいは判断できる大人に育てようと思います。