年末年始から
今年はどんな年にしようと
いろいろ考えつつ来てますが、

「シンプルに行こう!」と
決めました。

様々な要素を考慮し
バランスをとりつつ、
物事を決め進めてゆく方法を
もうずっと取って来たような気が
するのですが、

もっとシンプルに

「好き」「嫌い」
「欲しい」「いらない」
「やってみたい」「やりたくない」
「行きたい」「行きたくない」

そんな軸で進めていった方が
集中出来るし、
心が軽いのではないのかなぁと
思い始めた次第

今年は
シンプルにいきたいと思います。




「秘すれば花なり、
秘せずば花なるべからず」

『風姿花伝』の中の
有名な世阿弥の言葉です。

先だって松屋のイベントスペースでの
『観世宗家展』に出掛け、
あらためてこの言葉に
接してます。

今の私は
「あっあっ、そうか。
なるほど、なるほど、そうだったのね!」と
膝を打ちたいような気になりました。

しばらく前から考えている大きなテーマの
答えみたい感じでした。

言葉も読書も
どのタイミングで接するかによって
得られるものが違いますね。

さてこの『観世宗家展』
『風姿花伝』ももちろんおすすめですが、

多くの面を一度に見られるのが
嬉しかったです。
河内作のものが私は好きでした。

「一角仙人」専用面も
惹かれるものがありました。
(角がひとつの男面なのです。)




今日は爽やかな
青空ですね。

雪が不要なものを
落としてくれたような
清らかさが有ります。

よく皆さんに
「お肌綺麗ですね」
「何か特別なことされているのですか?」と
聞かれます。

「何も特別なことはしてないんですよ。」と
お応えするといつも驚かれます。

思うに、長年お茶をしていて
私の血液の中に緑色が混じっているのでは
ないかと思われる程、
お茶を摂取していることと、

「今日は果物を食べたい気分」
「今日は白身の魚、刺身の気分」とか
「野菜を一杯。オリーヴオイルの味で」とか
「身体を温めるスープで」とか

そうゆう身体の声を聞きながら、
食事をしているお陰かな?と
思います。

食べることで身体がつくられて
いるわけなので、
時間の経過と共に差異が
大きくなるのではないかしらん。

高価な化粧品よりも
何よりも究極のアンチエイジングでないかと
思います。




今日は雨音が朝から
気持ち良く
目覚めました。

気付いたら
雪に変わり、
白の世界になってました。

今日は予定を変更して
グジュール(甘くないシュー)でも焼きましょうか。

シュークリームには
楽しい思い出が有ります。

幼少の頃、
年の離れた従兄弟が
祖父母の家まで
叔父にオーブンを運ばせ、
シュークリームを焼いてくれました。

美味しいものをいただくことに
ただならぬ熱意を持った
ファミリーだったため、

違和感は全くなかったのですが、

何せ今のようにスイーツ男子やら
弁当男子なんていう人たちは
いなかった時代なのですから、

ニキビ顔の男子高校生が
シュークリームを作っているのは

今にして思えば
かなり変わってますよね。

生地がみるみる間に膨らんで
ゆくのをワクワクしながら
眺めてました。

焼き上がりに香りも
鮮明に覚えています。

何かを作り共にいただく楽しみが
いつも身近かにあったから、
その楽しみを伝える今が
あるのだと思います




随分前ですが、
「デザートはあなた」という
テレビ番組が有りました。

これは作家の森瑶子さんの同名の
小説をもとに構成したもので、

岩城滉一さんがゲストを招いて
「デザートはあなた」ですよといいながら、
ゲスト向けの食事を作り、食事をするという
設定で、

短編仕立てのストーリーと食事が組み合わさって
展開してゆくものでした。

会話の色気のあること、
物語がお洒落なこと、
それに合わせた料理の
美味しそうなことに、

いつもワクワクしながら観ていました。

大人というのはこんな余韻がある
会話をするのね!とも
憧れてもいました。

大人と言われる年代になって
久しいですが、
現実は??デスネ

時代が遊び心を失っているのでしょうか・・

さてタイトルの
「カルヴァドスと洋梨のタルトとエスプレッソ」

これは森瑶子さんが大好きだった
組み合わせだそうです。

エスプレッソが苦手なため、
残念ながら試したことはないのですが、
余韻がありますね。