茶懐石については

日本料理の歴史の中で、
形成されてきた洗練の
ひとつの形であるとともに、

一方で家庭料理の
最も完成された形であると
個人的には考えています。

また形式、ルールが確立
されているということは
他の文化、方法も多様に
受け入れてゆける余地を持つ
というように考えています。

ここでいう形式、ルールは
供されるものの順番であったり、
後のお茶の味を損なうような
味付けにはしないというようなことです。

その形式、ルールを守るならば、
極論ですが、
フレンチ風の茶懐石、
イタリアン風の茶懐石などという
切り口も可能です。

また逆の観点からすると、
フレンチ、イタリアン、中華を
家庭でいただく場合も、

献立を組む際の味の強弱、
メリハリの付け方、
美味しくいただくための順番など
茶懐石の組み立てを
参考にすることも多々有ります。

茶道と料理は
このような具合に繋がっています。

ひとりの人間がしていることなので
切り離せるわけではないのですよ


昨日の続き

茶道の最も総合的な形は
「茶事」です。

茶事はおおまかに説明すると、
火を扱う炭点前、
食事をする懐石、

ひとつの茶碗からお茶を
共にいただくお濃茶、
それぞれのお茶碗でいただく
お薄から構成されています。

懐石は美味しいお濃茶をいただくために
先にお腹を満たしておくのが
目的ですが、

あくまでも簡素ながら、
目福、口福であることはもちろん、

凝縮した季節感、
心入れの温かさ、細やかさは
半端ではありません。

また懐石の最中は
お酒もいただきながらになります。

さらに続きます。




自分にとって
当たり前のことが
他の大方の人にとって
当たり前でないことが多々あります。

自分の親しい人たちは
自分について折々で語る機会が
ありますし、

また同じベクトル、価値の人を
周りに寄せていることも多く、
あまり熱心に説明する必要が
ないことも起因します。

茶道と料理の繋がりについても
あまりにも当たり前のこととして、
説明をきちんとしていないことに
気付きました。

ごくごく簡単に言ってしまうと
茶道は生活文化そのもので、
料理はその生活文化を
構成する重要な部分です。

よく衣食住と言いますが、
茶道はその衣食住を
より洗練された形、
統合された形で、

提供し合う=おもてなしの形です。

少々長くなりそうなので
続けます。



お花を頂戴しました。

先日に引き続き
ニコライ・バーグマンです。



ピンク系のアレンジメント



美しくて溜息が出ます


昨日は天気予報を裏切り、
積雪にならず何よりでした。

今日もとても春めいてますね。
リバーシティのある隅田川沿いは
桜並木となってますが、

桜ももっちょっとしたら
咲くぞ~という体制に入ってました。

枝先からピンクのエネルギーが
出ているような気がするのですよね。

染色も桜で染める時は
咲いてしまった時でなく、
咲く直前のものを使うとか。

さて、今日はお誘いです。
畠山記念館で「春を祝う~仁清・乾山・光琳~」展を
開催してます。

畠山記念館は柚が大好きな美術館です。
美術館内にお茶室があり、そちらで
点て出しのお茶を一服いただくことが
出来ます。

美術館鑑賞、その後の一服を
ご一緒しませんか?

ご一緒くださる方は
このブログの「メッセージを送る」から
ご連絡くださいませ。

2月23日(土)10:30美術館入り口で集合とし、
12:30までには解散とします。

参加費は特にありません。
入館料500円とお呈茶代400円を
各自でお支払いくださいませ。

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