ま、いっか母ちゃんの島谷留美です。
今日は「料理が得意な母と下手な私」についてお話します。

 

母は料理が得意でした。
専業主婦で3時ぐらいから毎日ご飯を作っていました。美味しい料理でした。

 

肉じゃがだったり、とん汁だったりお稲荷さんも作ってくれました。

 

けれど私は料理が下手でした

 

母と「同じ味」に作ろうと頑張っていたからです。

 

教えてもらったように、肉じゃがも作ったし、

とん汁も作ったけど、食べれば食べるほど母の味には近づかない。

私って料理が下手だなぁと思い続けていました。

けれど三子が産まれてずっとその私のまずいと思っているとん汁を

食べさせてきたんですが、ある時に三つ子が実家に帰った時

「ママのとん汁の方が俺、好きだよ」って言ってくれたんです。

肉じゃがもママの方が美味しいよ。って言ってくれた時

私は、(それって食べ慣れてるから美味しく感じるんだろうな)と思ってました。

けれどよくよく考えたら、

私も母の味を食べ慣れているから美味しいと思っていたのかもしれない。

 

そう考えたら、私が料理が下手なのではなくて、

「同じ味を作ろうと思ってる自分」っていうのが

なんか違う方向に向かっていたんだな。

っていう風に気がついたんです。
子供に褒められたから気づくということではないんですが、

素直に言ってくれる子供に感謝です。

確かにまずい時は

「これさ、とんでもなく変な味するんだけど。
とかなんかこの味噌汁腐ってんじゃない?」って

言われたりするときもあります。

私が料理が嫌いな理由というのが、
「上手にできないから」と思っていたけれど、

これだけ24年間家族のために作っていれば、

それなりによりもできるようになっているんだなと思いました。

だからといって好きになるわけではないんですが

(下手だなぁ)と思いながら作るのはやめました。
今日は「料理が得意な母と私」

についてお話ししました。以上です。