ま、いっか母ちゃんの島谷留美です。
今日は「比べる子育て」についてお話します。

子供が生まれるとすぐにお母さんは、
(自分の子供は他の子と比べて、どうなんだろう)
という指標で子供を見ます。

だいぶ前にクライアントさんが

「私、おっぱいがあまり出なくて」と言って

涙したのを思い出しました。

私は、その方が、おっぱいがあまり出ないということに

(どうして悲しまないといけないのだろう)と思いました。

一人の子に対してあまりおっぱいが出ないと思っている。

私は三つ子だったので

3人分のおっぱいは常に足りない状態でした。

 

特に最初は、あまりおっぱい出ないですからね、

なので”足りない”という感覚がなかったんです。

必ずミルクを看護師さんに出してもらう。
それで大きくなってもらえばいい。

看護師さんも

「最初のおっぱいが飲めれば免疫力はつくから」と

言ってくれました。


私にとってみたら

「足りない」という感覚がないんです。

けれどそのお母さんは、

一人の子供に対して

私のおっぱいが出ないから

”足りない”と

感じてしまうんです。

いかがでしょう?

自分の見ている世界というのが、

いかに狭いところで見てるのかなー、っていうのが

お分かりかと思います。

 

小学校に上がったら、
この子が背が大きいから、うちの子小さいな。とか
運動ができないな、とか、

 

できない所ばっかりが見えてしまっています。

そして子供自身も自分の世界で比べていますですから、

家に帰ってお母さんに比べられるような言葉を言われると、

実はとっても傷つくんだろうなと思います。


ぜひ家の中では比べられることがない、

比べられないっていう安心安全な場でいたいな
と思いますので

「○○ちゃんがすごいよね」
とか

「○○ちゃんからしたら、できないよね」というような言葉は

言わない方がいいかなと思います。

自分自身も比べない。
子供自身に対しても比べない。
ということです。

今日は「比べること」についてお伝えしました、

 

以上です。