「ぼうこう押されて
母、あせる」by定員オーバー
週2回のエコー検査は、
緊張感たっぷり。
骨盤にはさまれている一番ちゃんが、動くと・・。
三つ子妊娠中の事件簿。
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お腹の中で、三つ子の居場所は決まっている。
下から順番に
番号がついている。
3番目は胃の裏にいるらしい
。
三つ子の成長をエコーで確認。
普通？の妊婦さんはエコー検査は、
産むまでに3か月に1回ほど。
「今日、エコーの日なの。たのしみー
。」
と嬉しそうに、検査室へ向かうママ。
みな、エコーを心待ちにしている。
が、
三つ子の私はエコー天国
。
週2回はエコーです。
正直エコーの体勢もつらい。
あおむけで、じーっとしていると、また
お腹がかっちこちになるからだ
その横で
主治医は
三つ子に危険がないか、
真剣そのもの。
3番目が成長が遅く、小さい。
成長が止まってしまうと、
1.2番が、3番の栄養を取ってしまい、
3番目の命がなくなるというリスクがあるのだ。
3番目の成長を
厳しいまなざしで調べている。
「どうですか？先生」
「ああ。よかった。
大きくなってますね。3番ちゃん
（主治医からは、番号で呼ばれている）」
少し成長しているようだ。
よかった・・。
主治医が
「1番ちゃんは,
ママの骨盤に挟まれて、
身動きがとりずらいようです。
おとなしいですね。」
2番ちゃんは、
まだ、
くるくるお腹の中で動いていますね。
動けるすきまがあるようですよ。
3番ちゃんもよく動いてます。
元気元気！」
と、教えてくれる。
3番ちゃんは
胃の裏にいるために、
私はたくさんご飯が食べれなくなった。
すぐにお腹いっぱいになる。
お腹の中が、
あかちゃんで、
定員オーバー
骨盤に挟まれている一番ちゃん。
その場所は
私の膀胱を圧迫しているのだ。
おとなしい1番ちゃんが、
少しでも動くと、膀胱が圧迫されて、
はい。
おもらしです。
ママは、結構つらかったぞ
。1番ちゃん。
つづく