「むいてますね。みつご妊娠に!」


医師・看護師さんに

絶大なるおほめの言葉をいただいた。

 


特技なのか?

みつごの妊娠が。


と、自分でも変な自信が出てきた。

 

 

血液検査

週1回。

入院生活のルーティーンだ。

 

貧血・炎症などを調べてくれるらしい。
自然にみつごを授かった私は

妊娠体質とでもいうのだろうか?

 


体は極めて健康であった。


これが、むいているということらしい。
血液検査も異常なし。
動脈検査も異常なし。

 

と結果はいいが、
動脈検査の注射は、
痛かったアセアセ


手のひらを上に向けて

手首の親指側に、垂直に針を刺すのだびっくり

 

注射器を持ったまま、

扉をノックするような勢いで

手首に振り下ろす。

そんな具合の注射の仕方だ。


そして、ここは、大学病院だ。

かぼそく頼りなさげな女性の研修医が

主治医の横に立っている

リアルな動脈注射を見学しに来た。

 

 

 

主治医が研修医に

 

「この角度で入れるのよ。わかる?」


太い注射器を持ちながら説明。

 

 

 

聞いている私のほうがドキドキしているのに、
主治医が、研修医に

 

「やってみる?」


と、研修医にチャレンジさせようとしているではないか!

 

実験台は私だ!。

モルモットか?私。

すかさず

 

 


「やだっ!先生やってー!アセアセ


必死で反抗。

無事、

主治医が動脈注射をやってくれました。

 

動脈の血は、きれいな

初めて見た

 

私は生きているんだな。

 

それにしても、

 

突き刺す針が、グロすぎる・・ぼけー

 

つづく