「実家へ強制送還?」みつご妊娠初期


もう、実家に帰ったほうがいい!」結婚して1か月で夫に言われた一言。


ハネムーンから戻り、

夫婦一つ屋根の下での生活は1か月もなかった。

 


夫は夜勤もある仕事で、ほとんど家にはいない。
私はタンス一つで夫の一人暮らしの家に嫁いだ。

 

 


「つわりが来るまでは、美味しいものをたくさん食べよう!」
と夜は外食を楽しんだ日が二日。

 


「そろそろ、つわりが来る頃だよ」

「へー。まあ、みんながつわりになるってこともないんでしょ?」
相変わらず能天気である。

 

翌日
朝から具合が悪くなった
ガーン


びっくり仰天。

主人はよく病気を的中させるが、

つわりの日まで的中させた。

 

 

その日は近くのスーパーに買い物に出かけていた。
主人の自転車に乗ってだ。


スーパーにつくと、貧血のような状態になり、椅子に横になった。
店員さんが声をかけてくれる。
店長さんが車で家まで送ってくれた。感謝
ドキドキ

 

 

 

夜に夫に伝えると

「もう実家に帰ったほうがいい。

自転車も乗らないように!

自転車はもう、僕の勤務先においておく!」
と告げられた。

 

 

 

 


「えー。自転車もダメなの?いいじゃん!」
と無駄な抵抗

 

 



「絶対だめ」
即答。


「その方が安心だからねー。」とか言ってもいいじゃん。

 

「へーい」
と返事をして、
翌週には実家に帰った。

 

 

 

 

実家の母は
「もう、出戻りですか?」と笑っていた。

二人だけの甘い新婚生活?
皆無だ・・。

 

つづく