エスカレート-7-
ばれるのも時間の問題。
案の定……
寮の隣の部屋の先輩にはばれていた。
ちょうどその日は夜勤が一緒で……
休憩室でボーッと俯く私に話しかけてきた。
「ねぇ 何かあったでしょ?」
「いいえ……」
「じゃあその痣や傷は何?」
いつの間にか痣が増えていた。
後は左腕の×印……
もうダメだと思う度に
注射針で×をつけていた。
頑張れ……
頑張れ……
死にたくても許されない
狂いそうになる自分を
自分を……保つ為に自ら傷つけた。
話したら解放されるのか?
もしかしたら……
助かるかもしれない。
藁にもすがる思いで
先輩に全てを話した。