久喜宮代議会の視察研修が7月19.20日と行われ参加しました。


一日目は福島県いわき市の、メルテックいわきです。

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限りある資源の有効利用のために徹底した再資源化をしている企業です。

家庭から出た燃えるごみは各地域のごみ処理施設において焼却され焼却灰となります。
これまでは、その焼却灰は埋め立てられていましたが、埋め立てる場所にも限りがあります。
メルテックではその焼却灰を高温で溶融し、冷却して結晶化し骨材へと再資源化を図っています。
高品質な骨材は天然石と同等な石となり主に道路用の骨材として再利用されます。
また、付加価値の高い金属原料も回収され、年間、5本もの金の延べ棒が製品化されています。
これは、いかに家庭から出るごみに中に金属が含まれているのかということです。
メルテックには久喜宮代衛生組合内の焼却灰も持ち込まれています。
ごみを捨てる際の分別は簡単にしていくことは、今後の超高齢化社会を見据え大変重要なことですが、
出すごみを少なくしていくことも同時に進めていかなければなりません。