こんにちは! 成田ルミ子です。

今回の一般質問の2項目めは企業バスや路線バス、送迎の自家用車などで混雑する

久喜駅西口前について改善を求めたものです。

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(写真は日常的に渋滞している久喜駅前の様子)

 

今年10 月の台風21号の架線断線事故の際の久喜駅西口は大変な状況でした。さいたま栗橋線まで続く渋滞。車と車の間をぬって危険な横断する歩行者、通学の自転車、バスの乗り降りのために停車したバス。駅に向かう自家用車、タクシー。

災害が起こると途端に起こる交通インフラの弱さを痛感しました。

断線が直り通常の生活に戻れば

『一時的な滞留が起こった』と簡単に言うことができますが、

一時的な時間が長くなった時のことを考え、早急にバスロータリーをはじめ、渋滞対策を考えなければなりません。

前回同様の質問をしてから1年半、調査研究はどのくらい進んでいるのか・・・。

問題は十分に理解し、検討案を何案か持っているとの答弁でしたが。。

この質問のもとになっているのが平成17年に計画された、提燈祭り通りと西停車場線(20m道路)を結ぶ新たな市道を作る

『久喜駅西口地区活性化計画』

地元商店街主導でアイディアを取り入れ、工場や大学の送迎バス駐車場と、商店街のイベント等ができる広場を作る計画で、大型車、中型車あわせ、10 台分のバスが止められるバスターミナルを整備するものでした。バスターミナルへ向かう人の流れも考え、商店街の発展にもつながる開発案であったということが過去の資料を集め理解したところです。

残念ながら最終的には少数の地権者の同意が得られずこの案は実行を見ることはありませんでした。

このように、10数年前からバスターミナル計画があった以上、協力したかった方もたくさんいます。自宅の老朽化で修繕が必要でも、以前建てられた計画が決断を妨げると嘆いている方もたくさんいます。

また再度、計画が立てられ協力を募っても、思うようには進まないかもしれませんが、地域に職員が出向き改善策を模索していることを周知することは大事なことです。

市長は、「久喜駅西口が今の状況でいいとは全く思っていない。バスターミナル構想はいささかも衰えておらない」

と本日、同内容の質問をなさった議員に対し答弁されました。

昨日の答弁でも、現況に対し、複数案があり対応を考えているとありましたので、久喜市の今後の姿勢に期待していきます。

しかし、時間はあまりありません。