2月8日 建設上下水道常任委員会では千葉県柏市の優良田園住宅制度について行政視察しました。
柏市は人口約41万人でつくばエキスプレスの開業により今後しばらくの間は人口の増加が予想される市です。
一方で市街化調整区域内ではすでに人口減少がみられ既存の集落を中心としたコミュニティの維持をはじめとする課題があります。その傍ら、都市生活者の田園地域から都市に通勤しようというニーズやUターンもあります。これらの課題とニーズを結びつけ、市街化調整区域内に田園居住にふさわしい要件を付け開発許可基準を緩和し、豊かな生活を営むことのできる住宅の建設を促進するものが優良田園住宅制度です。これにより昔ながらの自然、田園空間を地域の資源として維持しながら新規住宅の誘導を行っていくそうです。

ただしあくまで既存のままの集落を大切にするという考えのもと、インフラ整備についてはおこなわない考えのようです。

都市計画法34条の11号の区域指定同様、インフラ整備が整っていない場所の開発は周辺環境の悪化など問題点もありますが、柏市におきましては飯能市の優良田園住宅制度の事例を参考にしながらより良いものを作っていく考えであり、また住宅に対する関心も高まっているようです。

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行政視察後には議場を見せていただきました。
机の下にはヘルメットが用意されています。
災害に備えた体制です。私もヘルメットを持っていますが控え室ロッカーにおいてありますので本来はこうして備えるべきと思いました。
また一般質問等に使用できるプロジェクターもあります。
必要な資料等投影できます。
採決のためには、自席に賛成・反対のスイッチがあり結果は議場正面に瞬時に表示されます。
久喜市議会の採決は起立し、議会事務局長が人数を把握しますので柏市議会は先進的ですね。

aloha!! ルミ子でした。