日第4試合 青森県代表の三沢商業高校と花咲徳栄高校の試合があります。
夫と息子が応援のため、甲子園に新幹線にて先ほど出かけました。
バスの応援ツアーは昨夜出発しておりますので甲子園近郊で待機している時間かと思います。

今回の全国高校野球選手権大会は「第97回」です。しかし高校野球100周年記念大会であることを考えたとき、太平洋戦争で大会はもちろん、野球さえできなかったこと、そして現在、野球ができることが決して当たり前のことではないという平和のありがたさを感じなくてはならない記念大会だと思います。
そんな大会に野球部OBとして応援に行けることに感謝です。
私は、残念ながら今回はいけませんが、勝ち進んでいってくれることに期待します


高校野球といえばアルプススタンドの野球部をはじめとした応援団の姿も大変注目されます。
観ていてとても力強く素晴らしい応援です。
花咲徳栄高校の応援も大変迫力のあるものです。

こんなことを思い出します。
野球部に入って始めからスタンドの応援を目指している選手はいません。みんなグランドでプレーすることを夢見て野球部に入るわけです。
息子の代は50人入部しました。3年生の時は全員で150人くらい選手がいました。ベンチ入りできるのはその中で20人、さらに甲子園にベンチには入れるのは18人です。
みんなで苦しい練習をして、そして選ばれたベンチ入りした選手たち、「自分たちはたまたま、みんなの代表になれただけ…」と決しておごることのない選手たち。そんな一体感を持ってやってきた高校野球だからこそ、ベンチ入りした仲間を心から応援できるのです。
この応援がまた重要で、ピンチになった時の相手側に気持ちを落ち着かせる邪魔を確実にします
選手たちはいろいろな思いを消化しながら応援席で応援しているのです。
あるとき、ある保護者が…(残念ながらベンチ入りの選手の保護者だったのですが…)
「おい!気合い入れて応援しろよ‼‼ 打てるものも打てないじゃないか」と選手達に言ったのです。
一瞬静まり返りました
選手たちももちろんがっかりしたと思いますが、一番がっかりしたのはその息子さんだったようです。自分の仲間たちに自分の親がそんなことを言ったのですから
偶然にも、県予選の放送席で解説をしていた花咲徳栄高校の先生が、応援団のことを真っ先に褒めてくださいました。「あの子たちがいるから、みんなでまとまっていけるのだ」と。それを聞いてもやもやしていた気持ちがすーっと溶けていきました。先生とは、今も会えば思い出話に花が咲きます
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その先生が今日の埼玉新聞に載っていました。世界競泳で男子400メートル個人メドレーで金メダルを獲得し、リオ五輪の代表を決めた「瀬戸大也」選手を高校時代育成し、成長を見守ってきた恩師だったんですね。
スポーツっていいですね(^^)
話しは長くなりましたが、今日の第4試合 花咲徳栄高校と三沢商業高校の一戦とても楽しみです!!

aloha!! ルミ子でした。