今日、久喜市議会は一般質問2日目です。18時過ぎまで議場にいました。
今回、初めて議案質疑通告を出したのでそちらの事務作業で19時まで市役所で仕事をしていました がんばります!

さて、表題のオレンジリボン運動とは子供虐待のない社会を目指す市民運動です

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先日滋賀県で「オレンジリボン運動」を精力的にされている方とお会いし、児童虐待についてお話を伺う機会をいただきました。いただいたオレンジリボンをつけて登壇しようと考えていたところ、福祉部長をはじめ多くの部長が胸にオレンジリボンのバッジを付けていらっしゃいました。久喜市においても児童虐待ゼロを目指し取り組んでいる気持ちの表れだと思います。

平成169月に栃木県小山市で二人の幼い兄弟が虐待の末、橋の上から川に投げ入れられて亡くなる事件が起きました。その事件をきっかけに、小山市のボランティアサークル「カンガルーOYAMA」という団体が、二度とこのような事件が起こらないようにという願いを込め、子供への虐待防止を目指して平成17年にオレンジリボンキャンペーンを始めたものとのこと。「オレンジリボン」には、子供虐待の現状を広く知らせ、子供虐待を防止し、虐待を受けた子供が幸福になれるように、というメッセージが込められているそうです。

オレンジリボン」を身につけることも、大切な取組です。

子どもを虐待から守ろう

少子化でどのように人口を増やすかを議論する現在です。
しかし、せっかく生まれた命が虐待により奪われたり、心身が傷ついたりしている子どもたちがいるのも現実です。

この世に生を受けた子ども達が健やかに成長するために私たち大人が出来ることは何か考えていかなければなりません。

例えば他人に関心を持つこと。子どもの様子が少しでも変だと感じた家庭があれば、学校や地域の民生児童委員委員或いは警察に通報することも必要です。
虐待を受けたと思われる児童を見つけたときまた、育児に悩んだお母さんなどに、ためらわずに児童相談所に電話していただけるよう、全国共通の番号によって最寄りの児童相談所に電話がつながる仕組みがあります。

連絡は支援の始まりです。

児童相談所全国共通ダイヤル (24時間対応)077-562-8996

埼玉県の平成25年度の県内児童相談所の児童虐待通告等の状況は5358件と24年度(4769件)に比べ12・4%増加しています。

この大幅な通告の伸びは虐待に対しての地域社会の子どもの日常を注視して見守っていることが伺えます。また虐待に対しての社会全体の関心が高まっている結果であると思います。


埼玉県では平成25年度の調査で主な虐待者の54.7%が実母という結果が出ています。

子どもは親を選ぶことはできません。しかし親の立場になって考えた時、虐待したくて母親になった人はいないはずです。なぜ、わが子を虐待してしまったのか、その前に相談できるところはなかったのか・・・。初めに申し上げた通り、他人に対し興味を持ち、相談に乗ってあげる。福祉につないであげる・・そういった地域社会の目が子どもの命を救うこともあると考え活動をしていこうと思います。

aloha!! ルミ子でした。