最終日の福岡市では【活気ある公園づくり事業について】【ふくおか灯のパートナー制度について】視察してきました。
福岡市は7つの行政区を持つ政令指定都市です。福岡市役所のある中央区天神はとても有名です。
人口(平成26年4月1日現在)約151万人で160万人に届く勢いで人口増加している大変うらやましい勢いのある市です。
一般会計につきましても7763億4千万円と大きな予算を持った市であります。
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多の観光地巡りはをオープントップバスが便利そうです。市役所一階に受付がありました。ベンチコートがあり寒さ対策のため貸し出しを行っていました。

【活気ある公園づくりについて】

活気ある公園づくり事業とは平成22年から24年度の「福岡市共働事業提案制度」で実施された事業です。こちらの事業は平成26年度より動き出しました。
今回の視察では福岡市南区を例にお話しいただきました。
南区は小学校区が24校区あります。久喜市が23校区ですので同規模の校区を持った区となります。
久喜市におきましても共通することですが、私たちに最も身近で愛される場所でなくてはならない「公園」が、公園利用により発生する問題を回避するために、必要以上の多くの禁止事項が設けられ、公園の利用低下のみならず公園への関心や愛着が低下し、結果、誰にも関心を持たれない公園になっているという現状があります。
このことを重く見て、公園そのものの利用のされ方や管理の仕方を調べなおし、元気な公園を取り戻したいとの思いを持つNPO法人・九州コミュニティ研究所問題のない管理を行いたいとする行政・福岡市南区役所 維持管理課が公園の整備・利用・管理を一体的に考える「パークマネジメント」の視点から公民館や地域自治会の協力を得ながら行っていく共働の取り組みが「活気ある公園プロジェクト」です。
活気ある公園づくりの目的は公園利用の促しだけではなく実態調査をして得られた情報提供と本来行政の役割である公園の整備管理に市民が主体的にかかわることです。
南区では公園には愛護会が作られそこに、行政から柔軟な支援をしていきます。
地域で公園を管理することにより話し合いも多くもたれることから南区だけで月に100件あった公園に関する苦情が激減しているとのことです。
地域に合った公園ルールを地域で決めて、それぞれの年代が楽しめる公園を作っていくのが理想です。
大きい自治体でも小さい自治体でも「地域のちから」は共通のキーワードです!!