9月17日 総務財政市民常任委員会
9月18日 福祉健康常任委員会
9月19日 建設上下水道常任委員会
9月22日 教育環境常任委員会     
連日9時から夕方あるいは夜までかかりました委員会が終了しました。
初めての決算を伴う委員会だったので決算書を見ながらいろいろ自分で勉強しました。
でも先輩議員の発言を聞きながらの傍聴は、もっと勉強になりました。経験の多さが物を言うなと思います。
今回、着眼した件が何件かあり、そこに注目しながら今後の議員活動に生かしたいと思います

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レトロですが、こんな感じに資料を風呂敷で包み、市役所に通っています。
大きなお弁当を詰めた重箱を持っているような印象ですが、風呂敷って便利です 

さて昨日は浦和コミュニティセンターにおいて行われた「青少年育成支援地域ネットワーク形成研修会」に参加してきました。
埼玉県立大学・大学院の 東 宏行 氏 に「不登校など困難を抱える青少年の支援と学校・地域のネットワーク」という内容でご講演いただきました。
最近の不登校などの諸問題を困難にする背景に、スマホ・ネット・ゲーム問題が多くあります。
中でもここ一年に急速に普及した、「LINE」が原因の相談が後を絶たないとのことです。
LINEのグループから退会させられたというトラブルが多くあることにより、「LINE」も進化して、『~が~を退会させました。』とメッセージがでるようになったそうです。
そのとたん今度は「LINE」のグループから、グループのみんなが退会し、自分だけ残ったという新たな相談が来たそうです
少しの手間で最大限のダメージを残す、本当に陰湿なことがあるんだな~と感心はできないけど、びっくりし、悲しい気持ちになります。
そしてびっくりすることに、「LINE」のトラブルは子ども達の中だけでなく、保護者の中にも起きているとのことです。

Face to Face の関係が、希薄になっていくほどSNSの関係が複雑化する・・・

眼と眼を合わせ当事者同士で話せば、なんてことないことが、
「誰々が~って言ってるよ。」
「誰々が~って言ってたよ。」など人の意見をまともに信じてしまう。
そんなことをしていれば誤解も生むし人間関係、崩れに崩れて誰を信じていいのか疑心暗鬼になる。
大人の私が今、想像しただけでも、目の前真っ暗になってしまうのに、それが子どもたちだったら、自分が仲間外れにされていないか考えることに気を使い、時間を使い、スマホを手放せなくなる、そのような感じになると思います。

2013年厚労省が発表したネットの依存のある中学生の割合は6パーセント、高校生は9パーセントです。
人数で言うと何人くらいと思いますか?
私、かなり衝撃を受けました。  推計で約52万人とのことです。

9月議会の一般質問でスマートフォンの適正使用に関する呼びかけを家庭と学校が協力してと行なっていくべき質問し、教育長もこの問題に関して、家庭だけではなく市全体として取り組まなければならない大切な問題だとご答弁いただきました。PTAの理事会が10月にあるので、そこでお話ししてくださるということです。
子どもたちにスマホを使わせないようにするのではなく、まずは家庭の中でルールを作り、親子で率直に話せる関係を作る。それが私たち親ができることです。
子ども達には生身の人間同士のコミュニケーションの大切さ素晴らしさをたくさん経験したうえで、賢くスマホを使えるようになってほしいです。

aloha!! ルミ子でした。