球界の偉大なる人が

亡くなった。



野村克也さん 84歳だった。



奥様の沙知代さんが亡くなられた寂しさが
死期を早めた様な気がする。



お2人が生前の頃

「ルミ子ちゃん、うちの人が貴女の事大好きで、1度一緒に食事して上げて。それにお願いしたい話もあるし」

と声をかけて頂き
克也さん、沙知代さんと3人で
食事をさせて頂いた事がある。


割烹料理だったか…

終始笑顔で召し上がる克也さんが
とても可愛らしく
少年の様に思えた。


「私達の知り合いの会社で、講演をやってくれないかしら。歌やら、ダンスの事、美しく生きる事…話して欲しいのよ」


娘を見る様な優しい目で
私を見る 克也さん。

断る筈もない。

有難いお話だった。


だが、残念ながら叶う事なく
沙知代さんも克也さんも
亡くなられてしまった。


克也さんの名言は心に響いた。

【人間の成長なくして、技術の進歩なし】
【勝ちに不思議な勝ちあり、負けに不思議な負けなし】〜負けには必ず原因があると。

キャッチャーと言うポジションだからか
物事を的確に捉え、分析する。

とても勉強になった。

克也さん語録を聞くのが好きだった。



世間では怖い方…と言うイメージがあるが
私は、人間味のある可愛らしい方としか思えない。


ご夫婦と食事を頂きながら
夢のあるお話をさせて頂けた事は
私の宝物です。

有難うございました。



野村克也さん
お空で又、愛する沙知代さんと
お会い出来ましたね。


謹んでお悔やみ申し上げます。


安らかに。