先日、夫が救急病院のお世話になりました。
しかも、一度もかかったことのないサウスハンプトンの救急病院です。
結論を先に言うと、8時間病院に滞在してMRI以外の検査を全てしていただき、どこにも問題は発見できませんでした。
そして数時間もするとすっかり回復し、ベッドで検査待ちの間、退屈してしまう始末。
症状は、朝ベッドから起き上がった時、これまで経験のない眩暈と吐き気がすると言うものでした。
めまいや吐き気で救急に来る夫の年齢の人の場合、一番疑わなくては行けないのは、脳梗塞や脳卒中です。
ですが、夫は普段から健診をしても、全てストレートAです。
通常、血圧、血糖値、コレステロール値に異常があると上記の症状を疑わなくてはなりません。
でも全てノーマルで、他の症状の呂律が回らないとか、力が入らないとか、指を刺したところを目で追えないなどの症状も一切ありません。
なので、かなり冷静でいられました。
が、念の為、24時間体制で保険会社のやっている救急経験のあるナースの電話相談に繋ぎました。
いろいろ症状を聞かれているうちに、ああ、大丈夫だと思いました。
が、ナースが一応救急に行った方がいいというのでそのアドバイスを聞き入れることにしました。
救急車を呼ぶと金銭的にどんな大変なことになるかは義母の件でも熟知しています。
そこでウーバーかわたしの運転で連れて行くかの二者択一となり、結局私が運転していくことにしました。
行ったのはサウスハンプトンの救急施設のある病院です。
サウスハンプトンの中心的なビレッジから徒歩10分の便利なところにあります。
待合室は空いていましたが、かなり待たされ、やっと中に入ると、あらら、かなりの人が半分カーテンが開いてオープンになった病棟につながれていました。
そして結局8時間も! 夫は朝食もランチも抜きでここのベッドにいることになりました。
途中、検査の合間の待ち時間がかなりあったため、夫に強く勧められて、わたしはビレッジまで行き、ランチをする時間がありました。
振り返ってみると、夫はこの夏のはじめに、プロバンスで肋骨を2本折る怪我をし、夏の終わりには救急にお世話になることになってしまいました。
義母のことでも大変な修羅場を潜り抜けてきており、今年は彼にとっては厄年かもしれません。
普段とても元気で、病気らしきものをしたことがない彼と一緒にいると、この状態が永遠に続くとついつい勘違いしてしまうところでした。
いや、そうじゃない。
この状態はいつまで続くかわからない。
いつも書いているくせに。。。
病院ではこんなことを考えさせられました。
アメリカの救急病院について。
今回の経験からもう一度続きを書かせてください。
まだまだ残暑厳しきところにお住まいの方もいらっしゃるかと思います。
どうぞくれぐれも夏のお疲れが出ませんように。