最近ご結婚されて奥様と一緒に韓国にいらした大谷さん。
世界中がお二人に熱狂し祝福しました。
それなのに、、、
幸せな状況は一転し、韓国では、思わぬ悪夢が発覚しました。
2018年から一蓮托生の通訳だった水原さんの違法賭博で、450万ドル(6億円以上)が大谷さんの口座から胴元に送られていました。
送金金額が大きく、違法賭博の胴元を突き止めるためにFBIが動き始め、大騒ぎになっています。
1週間沈黙を守っていた大谷さん。
やっと開いた記者会見に内容から想像するに、これまで経験をしたことがない辛さを味わっておられたと想像します。
異国の地に一人で来て、信じ切っていた通訳水原氏と、こんなにも残念な終焉を迎えるなんて。
インタビューで大谷さんは、水原氏が
「僕の口座からお金を盗んで嘘をついていた」
と、語っています。
彼のパーソナリティからしたらかなりキツイ言葉です。
それでもよく感情を抑えて、暴言を吐きまくることなく、仕事(野球)にも精進してらっしゃいますよね。
チームのメンバーたちも彼の対応に感服しているようです。
いつも日本からわかりやすい形でその日世界で話題になったことをまとめてくださるajra
さん。ありがとうございます。
ふと、わたしは自分に降りかかったことを思い出してしまいました。
26年前、一桁違いますが、当時数年仕事でかかわっていた人に貸したお金が戻ってこないということがありました。
いよいよ、もう返してもらえる可能性はゼロとわかったのが娘を出産した直後でした。
産褥もあり、あの頃は毎日泣いてばかりいました。
わたしの場合は、その金額が銀行口座から知らぬ間になくなっていた訳ではなく、すでに相手に払ってしまったあとで、その支払い責任が私に課せられていたという状況でした。
支払い期限は過ぎていました。
このまま支払わないわけにはいかないお金でした。
支払わないとわたしのクレジットヒストリーに傷がつきますし、今後永久にクレジットカードを持てなくなってしまうでしょう。
いよいよとなり、わたしは結婚した後も継続して持っていた個人名義の口座からこの金額を支払おうと決めていました。
それを払ってしまうともう何ほども残は残りません。
悔しくて、悔しくて。
相手に、というより見抜けなかっった甘い自分にすごく腹が立ちました。
そんな時、泣いてばかりいるわたしに夫が言いました。
「その補填は、僕たちの共同の口座から払おうよ」
わたしは耳を疑いました。
どう考えてもわたし一人のミスでありわたし一人の責任で対処すべきことです。
40年近くキャリアウーマンとして怒涛の仕事も駆け抜けてきたわたしは、結婚した相手に金銭面で頼っていいという意識がまったくなかったのです。
「投機的な株を買って一晩でそのぐらいの損失を出すことだってないわけではないんだから。
株で損失を出したと思えば諦めもつくでしょ。そしてもうこの件は忘れて先に進もう」
信じられない申し出に言葉もありませんでした。
お金に対し、締まり屋さんであることを知っているだけにこの言葉にはさらに涙が出ました。
以来、夫はどんなに激しい夫婦喧嘩をすることがあっても、この件は一切口にしません。
この時です。
何があっても一生この人のそばにいる、と決めたのは。
わたし、この人! と信用すると忠義に厚い子なんです。🤣
その時使わずに済んだ金額はそっくりそのまま投資に回せ、今では10倍以上になりました。
こうしてこの傷も癒えていきました。
大谷さんのケースは弁護士団が介在しまだまだ取り調べ中で、公開されてない情報もたくさんあります。
特に、水原は大谷さんの口座からどうやって送金したのか。
ここがこれからの焦点となるのでしょう。
ただ、こんな記事を見つけました。
「MLBの元通訳が自身の仕事内容を紹介し「選手の小切手帳も持ち歩いていた」
と語ったようです。
アメリカ人には信じられないことでしょうが、日本のゆるゆるの関係ならそれもあり得るのかもしれません。
さらに、水原が口座番号や暗証番号を知っていても仰天するほどのことではないのかも。
ただ、言えることは。。。
このお金が返ってくることはまず期待できないこと。
いくらたくさん稼いている大谷選手とはいえ、決して少ない金額ではありません。
それより何より、こんな形で信頼していた人の裏切りに、しかも異国の地で遭うのは、自分自身に対しても憤まんやる方ない気持ちになることだと思います。
「言葉で表せない感覚で1週間を過ごした」
と語ってらっしゃいます。
この傷はきっと長く癒えないと思います。
けれど、大谷翔平選手ならきっと乗り越えていける!
そしてこの試練をのちの人生のプラスに転換していけると信じています。
雨ふって地固まると言います。
探せばいいこともたくさんありそうです。
例えば。。。。
✔️ドジャーズのメンバーは通訳がいなくなり、直接大谷と話がしやすくなったと感じている。
ティームワークにはプラスでしかない。
✔️ドジャーズのメンバーたちは大谷をサポートしようとしている。
これでティームがさらに団結するでしょう。
✔️このタイミングで素晴らしい妻を迎え、彼女が今後は彼を一蓮托生で支えていける。
水原がいなくても素晴らしい奥様がいらっしゃるから大谷さんはやっていけます!
✔️人に頼らず英語を学ぶいいチャンス
夫婦二人でプライベートコーチをつけて英語の特訓をするいい機会です。
✔️新しい通訳ウィル・アイアトンはかなり優秀である。
東京で生まれ育ち通訳業務ばかりかドジャーズでは編成部に所属してデータ分析なども担当。
プライベートで辛いことがあっても仕事(野球)はきっちり分けて頑張っている大谷さんには千切れんばかりに応援のエールを送りたいと思います。