今年の幕開けはとんだことになってしまいました。
ニューヨークに住んでいても心が折れそうになりますので、日本にお住まいのみなさんのお気持ちはいかばかりかかと想像します。
こんな時思い出すのは、ハリケーンサンディがニューヨークをヒットし、マンハッタンの半分が一時は水の補給もできない状態が続き、長い間停電状態となったことです。
なんと半年以上かかりました。
日本ならあんなに長くかかるなんて考えられないことです。
冬に寒い思いをされた方も多かったのです。
高層階で自家発電がないビルに住んでいる方はエレベーターが使えず、とてもご不便をされたはずです。
そうそう、コロナの時も日本とは比較にならない死人が出て、街まで死んだようになりました。
あの時は正直言って今までにない恐怖を感じました。
地震とは違いますが、人間はいまだに自然災害には太刀打ちができません。
けれど!
こんな時いつも思うことがあります。
日本は「予防」「備え」では世界的にも群を抜いて秀でていることです。
地震などの不意の天災は起こってからしか対処できません。
しかし、日本のその対処の仕方は、世界のスタンダードからすると秀でて素晴らしいのです。
いざとなった時の日本人の助け合いの精神も世界的に高く評価されていることの一つです。
それでも今、能登地方では多くの避難所で、水や食料が不足していると聞きます。
本当にご苦労されていらっしゃる方が多く、そんな時は、ぬくぬくとしていられることに罪悪感すら感じてしまいます。
しかし、SNSやメディアで情報が行き渡っておりニューヨークに住むわたしにもその様子が手に取るようにわかるので、きっと! まもなくすべて筒がなく手配されると信じています。
心が折れそうになる時は、不幸中の幸いを探すようにしています。
ブライトサイドは必ずあるはずだから。
人間、希望があれば、なんとか頑張れる。
例えば、どんな震災が起きようと、日本の新幹線で死亡事故が起こったことは一度もありません。
これがいかにすごいことか。
日本に住んでいると安全で当たり前と思われるかもしれませんが、世界では奇跡レベルで高く評価されています。
また、日本航空機と海上保安庁の飛行機の衝突ですが、18分以内に全員が脱出成功。
これは世界に報道されていますが、
「奇跡としか思えない」「素晴らしい」とメディアでも絶賛されています。
※ブルムバーグによると。。。
この成功は、機体の安全設計、熟練した乗務員、そして何よりも規則を守り落ち着きを保った乗客のおかげで、さらに驚くべきものです。
政府当局は事故翌日の記者会見で、1人の客室乗務員が迅速にジェット機の後方の緊急ドアを開き、緊急脱出滑り台を使ってより多くの人を脱出させたことを明らかにしました。
CAさんたちの日頃からの危機的状況に関する訓練の賜物でもあります。
※機内にはペットのお預かりが2匹いたそうです。残念ながらペットは救えなかったそうです。
飼い主さんにとっては家族の一員で子供のような存在ですものね。
心からお悔やみを申し上げます。
きっとみなさんは数々の災害から非常事態用の備えは万全で、お詳しいと思います。
蛇足になるかもしれませんが、わたしの経験上、これがなくて不便をしたもの、備えておけばよかったと思うものを三つあげておきます。
10万円〜20万円ほど常備しておくと良いと思います。
できれば千円札や5千円札も交えて。
ガソリンが不足した時、クレジットカードが使えなくて苦労しました。
今ってキャッシュレスの生活が当たり前になってしまいましたが、また非常事態ほど、現金が活躍します。
今時、スマホは片腕以上の存在です。
危険が迫っている時正確な場所を知らせるのもスマホ。
暗い夜道では懐中電灯変わりもしてくれますし。情報収集はこれで万端。
義弟がプレゼントしてくれたi phone 12以上ならただ重ねるだけでチャージできるINIUのチャージャーは便利です。
食料はなくても水さえあればかなり生き延びられるものです。
普段はペットボトルは使わず、Vrittaなどで水道の水を濾して飲んでいる水ですが、非常事態にはやっぱりペットボトルのお水が便利です。
車で移動できるのならケースで運ぶことも可能です。
一人暮らしのお年寄りの方も、ご近所の方のお力を借りて元気に凌いでらっしゃると信じています。
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