朝の「着ていく服がない」パニックを脱出する! | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

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日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

ニューヨークに来てまずすごく驚いたことがあります。

 

服を自分で選べない人がとても多いこと。

確実に日本人より下手だと思います。

 

といっても彼らは、お洋服を全然持ってないわけじゃないのです。

 

それどころか、逆。

 

クローゼットにはすごい量の服が

パンパンに詰まっている。

 

 

 

 

 

 

 

それなのに、大量の服を前に

「着ていく服がない」

となるのです。

 

そんなお金持ちの服選びの迷子さんのために、ニューヨーク最高級デパート、バーグドルフグッドマンにはパーソナルショッパーがいて、VIPともなればワンシーズンに1千万円以上買うそうです。

 

ところが、それほど服を買ってもやっぱり「着ていく服がない」から抜け出せない。

 

その原因はいろいろあると思うのですが。

 

 

かつてジャッキー・ケネディについて書かれた「ジャッキーという名の女」という本を書いたジャーナリストがいます。

 

ジャッキー本人はこの人をとても嫌っていました。

本は読むと筆者の悪意を感じるから、きっと本人にもそれが伝わったのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

ケネディが暗殺された日、彼女が着ていたのはシャネルのスーツ

数日後のお葬式で着たのは、ヴァレンティノの喪服だったとバラしたのはこの本です。

 

 

 

ジャッキーは、オナシスと結婚していた頃、半端ない量の服を購入していたにも関わらず、オナシスの目には、ジャッキーはいつもカジュアルな同じ服を着ていると映りました。

 

 

大統領夫人時代のように毎日のように晩餐会や催しがあるわけではなく、結婚後はギリシャにいることも多かったため、ジャッキーのカジュアルで気を抜いた服が目についたのでしょう。

 

またオナシスと結婚したジャッキーは決して幸せではなかったので、服などどうでも良くなっていたのかもしれません。

 

また、昔取った杵柄で、フォーマルな服は多くても、ギリシャで映えるリゾートっぽい遊び着ではすっかり手を抜いていたのかもしれません。

 

 

わたしも心当たりがあるのですが(彼女ほど服の数が多いわけではないのですが)日常生活においては、必ず手を通す服って案外決まっていてそう多いわけではないですよね。

 

自分が楽で心地よく感じる服をだれもが日常着に選ぶでしょう。

 

 

ただ、いつもの服では通用しないシーンが突然訪れると。。。

 

「着るものがない」と慌てるのです。

特に今のように、急にリモートワークから、出勤が増えたりすると、少し勘が鈍りますよね。

 

 

 

つまり、いざという時の服で困るのです。

 

自分をよく見せてくれる服で

自分の見せたいパーソナリティを

引き出してくれればさらにいい。

 

周囲との調和が取りやすい服であることも大事。

(悪目立ちしない。高価すぎない。見るからに安っぽくはない。ドレスアップしすぎでない。カジュアルすぎない。etc.)

 

流行に心地よくノっている。

(流行に置いて行かれた古い人には思われたくない)

 

着ていて着心地がよく、体の一部として馴染んで着ていることを忘れられる。

(一日中着慣れない服で忙しく動き回る必要がある時、靴と服が着ていることを忘れられる心地よさであることはものすごく大事です)

 

 

上記の条件を満たした服がクローゼットにないと、たとえパーソナルショッパーをお願いして買っても買っても、着ていく服がない地獄からは抜け出せません。

 

 

ただ、似合うだけではダメ。

自分が見られたい人柄を推してくれるか。

 

例えば、優しい女性に見られたいのに、辛口の戦闘服タイプのスーツでは失敗です。

 

周囲から悪目立ちしていないか。

また反対に沈みすぎていないか。

 

社会性が求められる世界では、服装にもティームワークが求められます。

 

 

娘が保守的な会社に就職した時は、これまでの服では全然役に立たないことがわかったのでゼロから一緒に揃えました。

 

この時、彼女にアドバイスしたのは、毎朝服のコーディネイトに迷う時間がもったいないから、あらかじめ5パターン前後、着まわせる服を準備してそれを「制服」のように気まわすことです。

 

ファッション関連の会社でもない限り、会社はオシャレをしていくところではないため、ワンピース2、3枚、ジャケット2枚、シャツやブラウス2、3枚、スカートやパンツ2、3枚もあれば十分です。

 

で、最初からコーディネイトのパターンを作っておき、それをローテーションします。

 

また、転職してからは、一気に会社の雰囲気がカジュアルになり、ジーンズでも大丈夫です。

ただ、あまりに肌が露出したトップなどはダメで、その上に白いシャツなどを羽織る必要があります。

 

 

まずはその会社に溶け込むことが先決、服で悪目立ちしたり浮いてしまうぐらいなら、最初は地味に埋もれた方がマシ。

 

脇役である「服」は、しっかり黒子になりきってくれれば名脇役です。

 

後で振り返った時、あの彼女、とても感じが良かった、しっかりしていた、プレゼンが素晴らしかった、仕事ができそう。

という印象を残しても、では、何を着ていたかは、全く印象に残らない。

 

 

その条件さえ満たせば、仕事場に週に2回ぐらい同じ服を着ていっても、特にそれがスーツだったりネイビーやベージュのシンプルなワンピースなら、だれも文句は言いません。

 

 

けれど、多くの人は、特に仕事場に着ていく服が決められなくて、パーソナルショッパーをつけるのです。

 

これはアメリカのエグゼ男性も同様です。

 

かつてのブルックスブラザーズなどは、常顧客が過去に買ったものや体系を熟知していて、任せておけば上手にワードローブを更新してくれました。

 

また今は昔の話になってしまいましたが、担当者が会社まで寸法を測りに来てくれるのが常だったのです。

 

 

毎朝、着ていく服がないと悩まないために。

 

着るものに制約がある場では、服は、あくまであなたという主役を引き立ててくれる黒子的な役割を果たしてくれれば、数は少なくていいのです。

 

まずは、数枚。制服のつもりで選んでみましょう。

 

 

自分が見られたい人柄を推してくれるか。

周囲から悪目立ちしないか。

また反対に沈みすぎないか。

 

まずはこの条件を満たしながら、徐々に自分のパーソナリティや好みを服に反映していけば、朝、「着るものが無い!」と悩むことはなくなるでしょう。

 

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