4年前東京で娘と
子育てをしながら働いていると、子供が突然熱を出しても仕事を休めない。
そんな時もあると思います。
それについて、事情も知らずに
子供がかわいそうだとか、外野から
いろいろ言ってくる人もいるでしょう。
でも、後悔は無用です。
生き方が潔くてフォローしているある30代のワーキングマザー。
仕事の出勤体制もパンデミック前に戻り
やっと生活のリズムが戻ったと思った途端
子供が熱を出してしまったそう。
「ベビーシッターを急遽探さなくちゃ」
と本音を書いたら
専業主婦の人から
「子供が熱を出した時は、子供優先にできるお母さんでいてくださるともっともっと共感するファンが増えると思います」
と言うメッセージが入ったそう。
彼女が素敵だなと思ったのは、
それに対する反論や言い訳は一切なく
「子供が熱を出しても会社を休めない人もいて、それを理解してくださる方もいることが嬉しい」と、サラッと書かれていたことです。
一方、以前、とても影響力があるファッション誌のモデルをされていた方が、
「仕事はしていても、子供が熱を出したら、万難を排してそばにいて、子供を一番に考える母親でいたい」
と、書かれて賛否両論があったことを思い出しました。
結局どっちにしても他人の意見はさまざま。
専業主婦だったり、自営業だったり、小さな小さな会社を経営していてスケジュールの調整が簡単にできるならそれがベストですよね。
小さい頃は、病気が心配で、
自分自身も安心したいから、
できれば付いていてあげたい
と思うのが母心だから。
でも、、、、大きな組織で働いていたり、
自分一人の都合でスケジュールが
変えられなかったり
常にティームで動いていて、
その日はどうしても
抜けられない日だったりすると、
ほかの人への迷惑を考えて、
よほどの重症じゃなきゃ、
経験あるシッターさんに任せて大丈夫かな、
と、断腸の想いで決心する必要も
あるかもしれません。
わたしも経験あるけれど。
そんな時はすごく後ろ髪引かれますよね。
なんて薄情な母親なんだろう、自分は。
ってこれで良かったのかと逡巡し、
ため息をついてしまいます。
でもね、子供が24歳に成長し、
昔を振り返って
娘といろいろな話をするようになり、
今ではこう思います。
子供って大人が想像している以上に、大人の気持ちを直感的に理解できている
そしてもっと言うと、
日頃からお母さんが大好きなら我慢できる。
また、
子供は、肉親以外の人(シッターさん含め)も愛せるキャパがある
それはジジババはもちろん、シッターさんや近所の人も含みます。
「子供が熱を出した時、仕事を休んでついていてあげられなくても、普段から十分に愛情をかけ、信頼関係が築かれていれば、子供がそれを根に持つことはないし、まして心にダメージを与えることもない」
だから、子供が熱を出しても仕事にいかなくちゃいけないならば、シッターさんにお願いして大丈夫。
まだ娘が4、5歳だった頃、ニューヨークではビザの関係で専業主婦をされていた人と仲良くなり、その彼女がこう言ってくれた言葉ですごく救われました。
「わたしはずっと子供と一緒にいるから、子供が目の前にいてもついつい「ながら」で他のことをするクセがついてしまった気がする。
時間はたっぷり子供と一緒にいても、考えてみると、きちんと向き合って遊んであげている時間は少ない気かも。
その点、1日の限られた時間しか一緒にいられないと、却って時間を決めて集中して遊ぶと言うことができるわね」
「それにるみさんとこは、いいベビーシッターさんがいてラッキーね。うちの子も一緒に遊んでほしいわ」
なんて思いやりのある方だろうと感動しました。
シッターさんを使って仕事をしていることを否定的に思ってらっしゃるのでは、と内心後ろめたい感情があっただけに、この言葉には、ウルウルしてしまいました。
「いつでも大歓迎。〇〇ちゃんのことは娘も大好きだし。うちは一人っ子だからいつでもプレイデートしてやってね」
そんな会話を交わしたことを思い出します。
また、大人になった娘が淡々とこんなことを言ってくれてちょっとびっくりしました。
ぜひ読んでみてください。
一方、娘の友人には母親が博士号を2つ持つすごいお母さんがいる子がいます。
お母様を尊敬しているその彼女自身も人望厚くなかなかの逸材です。
が、実はこんな育ち方をしたんです。ぜひ読んでみてください。
みんな言いますよね。
子育ての正解は一つではない、と。
それは正解がないと言う意味ではなく、
言い換えれば、
正解はたくさんあると解釈しています。
どれが正解かは
人によって違う。
子育てはサイエンスではなく、アートだから。
ぜひ自分たちや子供に合わせて
子育てカスタマイズしていきましょう!
子育てにちょいと行き詰まっているワーキングマザーの方、ぜひ読んでみてください。
今週、アメリカは感謝祭の祭日です。
我が家では1年半ぶりに義母様がいらしています。
なんとか無事につつがなく乗り切りたいと思います!
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