ずっと違和感だった=仕事もできるいい女が結婚しない理由 | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

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日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

 
書こうと思いつつ、
うまくまとめられる自信がなくて
ずっと躊躇していたことを
今日は書いてみます。
 
 
 
 
 
 
ここ数年、違和感に感じることがあります。
そのフレーズを聞くと、喉に小骨が刺さっていたことを思い出すような。
 
 
例えばそれは、こんな文面を読むとき感じます。
 
「気になる異性との交際は・・・」
 
「〇〇(女性)はなぜ一度も結婚しないのか」
 
これは主に日本の雑誌やブログなどで目にすることで、英語でそういう文面に出会ったことはありません。
 
 
日本にお住いのあなたは、なんで?意味がわからない、と感じられるかもしれませんね。
 
 
 
 

 

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夫にこんなことがありました。

 

あるミーティングでクライアントがこう言ったそうです。
「先週、わたし結婚したの。簡単なセレモニーだけだけど籍を入れたの」
とても嬉しそうだったそうです。
 
 
で、夫はこう答えたそうです。
「おめでとう! 僕は結婚ってすごくいいものだと思っているよ」
すると彼女は
「ありがとう! わたしもしてよかったと思っている」
と答えました。
 
それで聞いたそうです。
「で、彼はどんな人?」
 
すると彼女の顔が少しだけ怪訝な表情になりました。
でもすぐに思い直したように
「彼、じゃなくて、彼女よ」
と、笑いながら言ったそうです。
 
 
夫はマジかと思ったものの、そういう事態を全く想像していなかったわけではないのですぐに謝ったそうです。
彼女は、全然、気にしないで。あなたに悪気がないことはわかっているから、と答えたそうです。
 
 
実は夫には似たような経験が少し前にありました。
それほど親しいわけではない同僚と話していたら
「ぼくの夫(ハズバンド)がね」
と言ったのだそう。
 
その時は、顔色には出なかったと言っていましたが。
少なからず驚いたのは間違いがありません。
その彼はどうみてもゲイには見えないタイプだったから。
 
 
こういうことがニューヨークでは日常茶飯事で起こるようになりました。
しかもここ数年は、20年前なら考えられなかった、金融界や法曹界など保守的な仕事分野でも例外ではなくなりました。
 
 
もはや結婚相手は、少なくともニューヨークでは異性とは限りません。
 
その状況に慣れ過ぎてしまった目で
「異性との交際」というのを読むと、つい違和感を感じてしまうのです。
 
いまどき、同性との交際もありだ、と思っちゃうわけです。
 
 
 
それに、最近では、
「〇〇はなぜ一度も結婚しないのか」
などと話題にすることすらなくなりました。
 
 
先日、日本のファッション誌のオンラインエッセーに、「なぜ、いい女たちが結婚しないのか」というのがあり、ナオミ・ワット、シャーリーズ・セロン、オプラ・ウィンフリーが挙げられていました。
 
 
が、女が結婚しないのは、本人にそれぞれ「理由」があるから。
ただそれだけ。
男が結婚しない理由と同じです。
 
 
 
それは単に好きな人との結婚は「不都合」だからしないのかもしれないし。
社会的プレッシャーでする「異性/同性」との結婚にはあまりメリットが見出せないから、しないのかもしれません。
 
 
ナオミ・ワットは女性の方が好きなのかもしれません。
でも、同性と結婚すると、女優としてデメリットが大きいからしないのかも。
いずれにしても大した問題ではないような。
 
 
オプラは長年一緒に住んでいる女性がいます。
それがセクシャルな関係であろうがなかろうが、彼女レベルになれば私生活はどうでもいい。
 
 
またシャーリーズ・セロンは未婚で子供を育てています。
プライベートではいい意味でかなりエキセントリックなところがあります。
例えば、『タリーと私の秘密の時間』という映画では、精神的に問題のある出産したばかりの母親を演じるために、3ヶ月半の間に体重を約16Kg増量しました。
しかも、それを維持するために24時間暴飲暴食するなどして、肥満体型を維持したのです。
撮影後、体重を減らすのに1年半を要したといいます。
 
 
また、15歳の頃、晩に酔って帰ってきた父親に暴力を振るわれ、寝室に逃げると父親は銃を持ってドアに向かって発砲し、娘の命の危険を感じた母親が父親を射殺してしまうという重い過去を抱えています。
 
だから、男性には惹かれても、ものすごい不信感とトラウマがあって結婚というコミットメントにどうしても踏み込めないのかもしれない。
 
何れにしてもいまどきはアメリカでも、結婚はしないで子供を持つことはフランス同様全く不思議ではありません。
 
 
今では、一般人に対しても、女だからと言ってなぜ一度も結婚しないのか、と聞くことは、なぜ、子供を作らないのかと同じぐらい、パワハラのカテゴリーに入りそうな勢いです。
 
 
今のニューヨークでは、結婚は、人が詮索することではない、というスタンスに変わってきているのです。
 
だからその領域に踏み込むフレーズを見ると、ついざわざわするというか、違和感を感じるのでしょう。
 
 
わたしが若いころは、女性の年齢をクリスマスケーキに例えるジョークがありました。
24歳を最後の適齢期とし、それまでにカタをつけないと結婚市場において大きなダメージがみられると考えられていたのです。
 
24日のイブには高値で取引されるクリスマスケーキ。
でも25日になるとクリスマスケーキは半額になる。
という意味です。
 
これはダメだよ〜。笑
わたしたちとんでもない時代を生き抜いてきたんだよね〜。笑い泣き
 
 
 
ところで、わたしは80年代佐藤友美さんという女優さんが大好きでした。
ザ・大人の女という感じでハスキーで甘いあの声も憧れでした。
 
 
 
 
アルマーニなど辛口のお洋服が165cmの長身によくお似合いになり、時には自前のワードローブで登場されることも。
それがなんとも洗練されていてかっこいい。
 
 
その佐藤友美さんが数年前、徹子の部屋に出られたそうなんですが。
70歳過ぎてなおお美しく、ため息がでるお姿だったようです。
 
 
お肌にハリがあって生き生きされている。
 
 
 
73歳の佐藤さん。パール2連チョーカーとネックレス。
白シャツと黒いワンピースがお似合いです。
 
 
佐藤さんも実は一度もご結婚されてない女優さんです。
けれど、なぜご結婚なさらないのか、と気になったことはありませんでした。
 
 
 
また最近では、Netflixの「MINE」に出ているキム・ソヒョンさんが大好きです。
ドラマが更新される毎週末が待ちきれません。笑
 
 
 
 
女優さんにこんなにドキッとするのは久しぶりです😍
 
 
 
彼女の「MINE」での役柄は、財閥の娘で一族の政略結婚によりヒョウングループの無能な長男に嫁ぎ、采配を振るうというもの。
 
骨の髄まで貴族的で冷徹、コンテンポラリーアートの理解者で有能な戦略家という役柄を、痺れるほどかっこよくこなしています。
(衣装係さんも優秀です。いつも役柄にぴったりのお洋服をお召しです)
 
 
さて、ネタバレになって恐縮ですが、ドラマの中の彼女には秘密があり、それは、夫とは形だけの結婚で他に心底好きな人がいるというもの。
 
 
しかも相手は、男じゃないんです。
普段は何があっても眉ひとつ動かさない彼女が、その恋人のことを考える時の表情は、こちらもウルウルしてしまうほど。
(もしかしたらわたしがかなり彼女が好きだからそう感じるのかも)
 
 
 
そしてキム・ソヒョンさんはただいま40代後半ですが、実生活ではご結婚されていません。
 
でも、佐藤友美さん同様、だれも結婚しているかどうかなんて問題にしないのでは、と思うのですが。
 
 
単に不都合な理由があり、あえてしなかった。
その理由がなんであれ。。。
 
 
で、その「不都合」をわたしたちは知る由がないし、本人のプライバシーである。
 
 
 
 

 

 

 

わたしたちももうそろそろ結婚(再婚)呪縛から解き放たれていい頃です。
 
というか、女だって男同様、結婚が社会で認められるパスポートだった時代はもう終わった。
 
ニューヨークではそのニューノーマルにすっかり慣れてしまったからこそ。
 
「気になる異性との交際・・・」
 
「〇〇はなぜ一度も結婚していないのか」
 
という言葉になんだかザワザワし、違和感を感じるのでしょう。
 
 
結婚はしたければすればいいし。
 
しなくてももう大丈夫な時代。
 
未婚で子供がいてももちろん大丈夫。
 
結婚するにしても、相手は異性じゃなくても大丈夫。
 
 

 

 

ところで、先日もニューヨークで親しくしていただいているお友だちと話していて二人で意見が一致したことがあります。

 

わたしたちは共に今は結婚していますが、万が一離婚することになったら、この先の人生はきっと再婚することはなく、女友だちがいればそれで十分。楽しく暮らすだろうというものです。

 

これは東京オフィスのパートナー福島とも意見が一致したことです。

 

 

結婚はみんなそれぞれ「する理由」がある半面

「しない理由」もある。

 

 

 

 

それでは、どうぞ引き続き良い週末をお過ごしくださいませ〜。

 

 

 

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