今年英語でもよく使われた単語「我慢する」 | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

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日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

5日ぶりの更新です。

ブログもクリスマス休暇をいただいておりました🙇‍♀️

 

 

今年のクリスマスは

パンデミックの不安はあるものの

家族水入らずで過ごす

特別リラックスできる日々でした。

 

 

あなたはいかがお過ごしだったでしょうか。

 

 

 

パンデミック以来
11ヶ月ぶりに見る景色
 

 

 

今年ほどみんなが

我慢や辛抱を強いられ

耐え忍ぶことを求められた年もなかったですね。

 

 

ただただ、おしん(古っ)で

我慢する2020年でした。

 

*80年代にNHKドラマで大ブレイクした「おしん」はアラブ世界でも超有名でアラフィフ代以上の人は見て涙したそうです。

 

 

 

 

 

 

ある方のブログを読んでいて知ったのですが

フランス語には

「我慢」という言葉がないそうです。

 

 

 

”我慢”と言う言葉を辞書で引けば、フランス語でいくつかの表現が出て来るけれど。

 

 

だれかのため、

何か目的を達成するために

我慢するというような

日本人の「我慢の精神」とは

微妙に意味合いが違うのだそうです。

 

 

 

パンデミック中の

フランス人の我慢の仕方が

日本人のそれに比べると

ゆるいと感じてらっしゃいます。

 

 

 

 

 

で、そのゆるさが、一時は

収まったかに見えた感染者数が急増し

再び、ロックダウンとなってしまった

と分析してらっしゃいました。

 

 

 

 

 

 

わたしはフランス語は

旅行者レベルですので

わからないのですが。

 

 

 

英語ではどうかというと

「我慢」に相当する英単語はあります!

 

 

 

しかも2つあり、その一つは

意外なことに仕事や学業の面で

とても高く評価されています。

 

 

 

 

今年はこの単語を目にする機会がとても多かったです。

まず一つ目はendure (他動詞)です。

 

例えばこんなふうに使います。

 

I endured the quarantine during the pandemic.

(わたしはパンデミック中、隔離/自粛に我慢して耐えた)

 

 

 

ではアメリカ人は我慢したり耐えることが得意かというと、Noです。

 

もちろん人によりますが、

アジア人のような我慢は

できないように思います。

 

 

 

 

ただ、英語にはもう一つ

似た意味で使われる

persevere という単語があります。

 

こちらは英検で準1級レベル、大学生レベルの単語です。

 

意味も、我慢し、耐えるだけのendureと違い、目的を貫く、やり抜くという意味もあります。

 

 

例えばこんなふうに使います。

 

 

If we persevere, there's very little we can't achieve. 

(我慢し耐え抜けば、達成できないことはほとんどありません)

 

We persevered through the difficult time.

(この困難な時を我慢し耐え抜いた)

 

これが上記のようにendureなら

I endured the quarantine during the pandemic.

(わたしはパンデミック中、隔離/自粛に耐えた)

 

パンデミック中、ただ外に出ず家で、我慢してテレビを見ていたという意味合いも含みます。

 

 

 

どちらも我慢する、耐える、辛抱するという意味ですが。

 

persevereは

 

persevere through this difficult time

(この困難な時を耐え抜く)

 

give someone the courage to persevere

(だれかに我慢しやり遂げる勇気を与える)

 

というように

我慢し、耐える先には、

目的を貫くまで、

やり抜くぞ〜という

意思が存在します。

 

 

その点で、persevereは

日本人の我慢の精神に近い単語です。

 

 

このperseveranceは

身についていると

仕事や学業において

アメリカでもとても

高く評価されます。

 

 

スポーツ選手もしかりです。

 

 

目的達成のために

途中の過程がどんなに大変でも

やり抜くまで我慢し、耐える。

 

それが persevere ですから。

 

 

 

 

このパンデミック中は

世界的に我慢が強いられました。

 

 

世界的に見ると、アジア人が

断然感染者を低く抑えています。

 

 

この背景には、

 

!風邪やインフルエンザ対策で

マスクをする習慣が以前からあった

 

!ハグやキスなどが欧米人ほど習慣に根付いておらず

ソーシャルディスタンス をとる習慣が以前からあった

 

ももちろん大きな長所だけど

きわめつけは、やっぱりこれです。

 

!やり抜くまで「我慢する」「耐える」が、欧米人より得意だから

 

 

があると思います。

 

 

 

 

例えば日本人なら歴史的に

地震や津波などの大災害で

定期的に大地がひっくり返る

経験をして来ています。

 

 

第二次世界大戦では

原爆を投下され、

大都市は焼け野原となり

その日食べるものにも困る

まさにゼロに近いところから

リセットした経験があります。

 

 

 

他のアジア諸国も同様で

共産主義中国を隣国にし

さんざんな思いを経験しています。

 

 

貧困、天災、飢饉が

かなり最近まで身近でした。

 

 

だから我慢して耐えて

乗り越えてきた先人がいて

結果を出している。

 

 

その耐えた先にあるハッピーエンディングを知っているため、耐性があるのではと思います。

 

 

 

 

今、ワクチンが2つ開発され、

あと少しのところなのに、

多くのアメリカ人は

耐えるのに疲れちゃったんでしょうね。

 

 

 

 

ニューヨークでは

感謝祭が過ぎたあたりから

一度は奇跡的に収まっていた

コロナ禍が、また

爆発してしまいました。

 

 

フランスより状況ははるかに悪いです。

 

 

 

登山も、頂上が見えて来た頃が

一番辛く力尽きやすいと言います。

 

 

今がまさにそんな時なのでしょう。

 

 

でも、本当にこの冬が峠。

 

ここでなんとか

「persevere」して

乗り越えたいところですね。

 

 

 

 

 

 

 

さて、歴史に残る2020年も

あと残すところ2日。

 

 

 

 

でも、あと少し、

 

 

あなたに来年こそは

ニューヨークに来てほしいから。

 

 

ニューヨーカーたちには

せっかく続けて来た我慢、

もう少し耐え忍んでほしいなと思っています。

 

 

 

 

 

 

 

 

ベルクリスマスの記事には

たくさんの方が心を寄せるコメントをくださり

何度もなんども拝見させていただきました。

 

 

 

中にはわたしの身になって

一緒に怒ってくださる方

似た経験を乗り越えてきたことを

シェアくださる方

そしてただただ寄り添ってくださる方

 

 

それからわたしの心の潜在的な部分を

ていねいに解説くださる方

 

 

なんて温かいコメント欄なのでしょう。

 

本当にありがとうございます!

 

 

 

 

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