怖がっていいよ

まさか前回の帰国の際に買って余ったマスクが役にたつとは。

捨てられない性分なので持ち帰りましたが

ここN Yで使う日が来るとは夢にも想像しませんでした。

出かけるときは、すれ違う人とも１.８メートルの間隔を開けます。

それがソーシャルディスタンスです。

クオモN Y州知事のおかげで

許可証もなくお出かけできるのは

本当にありがたいことです。

20分ほど太陽に当たっただけで

リフレッシュできました！

かつてSARSで痛い目にあった、台湾、香港、韓国、シンガポールなどの対応は本当に早かったです。

そしていまや欧米の希望です。

一方、かつてない事態に迅速に対応できなかった欧米。

「風邪やインフルエンザと同じで暖かくなれば消滅する」

とトランプ大統領は何度もおっしゃっていました。

イギリスの首相ボリス・ジョンション氏も同様でした。

ヨーロッパ諸国はイタリアを目の当たりにしてなお、対応が遅れ、ボリス・ジョンション氏自身がコロナウィルスに感染、日曜日、容体が急に悪化し、集中治療室（ICU）で治療を受けているそうです。

チャールズ皇太子も感染。

一国の首相と

次の国王になるべく人が感染。

この事態を重く受け止め、

エリザベス女王のスピーチが

日曜日にありました。

女王のスピーチはお声もしっかりされていて素晴らしいものでした。

お元気なのが何よりです。

本当にホッとしました。

いよいよ日本も、緊急事態宣言をするそうですね。

その理由は、医療現場が危機的な状況となっているからだそう。

医療崩壊を防ぐためと、ニュースで読みました。

日本テレビのニュースによると

日本は、重症患者を治療する集中治療室（ICU)が、イタリアの半分以下だそうです。

一般のベッド数は多くても、コロナウィルスに感染した重傷者の対応にはICUが少ないと当たれません。

CBSNews 60 minutesより

ジャビッツコンベンションセンターが

2000以上のベッドを持つ仮設病院としてオープン。

こちらではCOVID-19以外の患者さんに対応

７都府県が対象ですが、７都府県以外の方も、どうぞくれぐれもお気をつけてお過ごしください。

今回のパンデミックスは、思っていた以上に手強いです。

８割は軽症で済むとはいえ

何がインフルエンザとは違うか。

死者が少ないのになんで大騒ぎするのか。

それも追って書いていきます。

今回の戦いは手強いし、

正直言って、

マンハッタンがこうなってしまうと

まずは、楽観視するより怖いと用心する方が正しい。

ずっとお気楽できたわたしもここ数日で変わりました。

この状況を怖くないと言える人がいれば、そっちが不思議なぐらいの状況に変貌を遂げてしまいました。

こんな時思い出すのは、東日本大震災の時、すぐに被災地に行った子供地球基金の鳥居晴美ちゃんです。

彼女は、チェルノブイリで放射線被害があったときも、現地まで救援物資を持って自ら行った経験があります。

いつも怖くないの？

と聞いたことがありました。

すると彼女がポツンと言いました。

「怖いわよ」

そう、晴美ちゃんのような勇敢な人でも怖いんだ。

その時、思いました。

怖がっていいんだって。

前例がないものすごい手強い相手だから。

怖いに決まっている。

怖いから慎重になれる。

コロナも怖いし、

（私は子供の頃小児喘息があり基礎疾患もある高齢者なので）

収束した後の世界はどうなるのか。

ワクワクする気持ちより

正直言って怖いですよね。

でもね、これだけは言えます。

わたしたちにはコロナから身を守る強力な武器がありますよ〜。

石鹸での丁寧な手洗い。

そしてマスク

案外みんなに軽視されているのですが手袋です。

これはね、すぐに顔や髪を触るくせがある方にとっては、最重要です。

どこで感染するかわからない。

これらの武器なしで出歩くのは、

本当に危険すぎる状況になってしまいました。

なんだか未だに悪い夢を見ているようで、現実味がありませんが。

お出かけに手袋は欠かせません。

一度使用したら

皮革素材なら数日放置し触れません。

ニット素材ならすぐに洗濯機で洗い乾燥機にかけます。

今回は、今までの価値観は大幅に打ち破って、怖がりさんや臆病な人が、感染から免れる確率が高い。

何故ならば、家の中にいるのが、ベスト中のベストだからです。

この週末、人生最大のミッション

タフであることの意味がずいぶんと変わりました。

むやみにリスクをとることがタフであることではないんです。

それは軽率でしかない。

怖がって慎重になっていい。

それが私たちのような普通に恐怖を抱えている人間にとって不幸中の幸いです。

今、人類を救うために私たちにできるミッションは、お家でテレビの前に寝転がっていること。笑

感染を恐れ、他人に感染させることを恐れること。

無駄なリスクをとったり運を試すのではなく、怖さをきちんと認め、慎重に行動する。

医療関係者など重要なお仕事を体を張ってしてくださっている方の仕事を減らすためにも、わたしたちにできるのは、なるべく家の中にいること。

そのミッションをみんながきちんと守っていれば、人類を救うことができる。笑

案外、人間嫌い、内向的で家の中にいるのが大好きな人がこのミッションを遂行しやすいとも言えます。

日本の緊急事態宣言、逆戻りは残念だけど。

でも、今でもわたしは、日本は台湾に続いて収束が早いと信じてます。

自分や大切な人を守るには、

できる限り家の中にいる。

外に出るならば、マスク、手袋は絶対マストです。

特に手袋は。。。

そして、密接、密室、密集はくれぐれも避けましょう。

これさえ守っていれば、大丈夫。

怖いけれど、きっと自分や自分の大切な人を守ることができます！

奇しくも日本人はここが素晴らしい

今は、いっときも早く収束（終息はかなり先になりそう）させるため、この隔離期間中、どうか無駄なリスクを取るのはやめましょうね。