いらないアドバイスvs 心に残るアドバイス | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

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日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

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あと1ヶ月ほどでこの海辺のレストランも

お店を閉じます。

今週がピークの賑わいです。

 

 

 

 

自分のことをよく知らない人の助言は、耳は傾けても、鵜呑みにしなくてもいいんじゃない?と書きました。

 

 

特に枕詞に

 

「あなたのために言うとね・・・」

 

とか、

 

「あなたのためを思って言ってるんだよ」

 

がつけば、いかにも上から目線で、押し付けがましい。笑

 

本人は、心の底からそう信じて言ってくれるんだろうけれど。

 

それを聞いても心が動かなかったら。

耳だけ傾けて、その通りにする必要なし! 笑

 

 

たとえ親の意見でもね。

 

 

 

 

逆に、もし、アドバイスを求められた側ならどうする?

 

 

実は、わたしごときでも、やっぱり助言やアドバイスを求められます。

 

 

これが、わたしにはとても難しく感じます。

これまで思ったことをそのまま口に出して、いっぱい失敗してきたから。

 

 

「そんな優柔不断な人、やめたほうがいいよ〜」

なんて言って、やめなかった彼女はその彼とうまく行っている。

 

 

もうね、小さな親切(のつもり)大きなお世話 

 

こうなりがちなのよね。

 

 

 

でも、それでもアドバイスを求められたら。

 

 

その人は、本当はどうしたいんだろう、とまずそれを探ることにしています。

 

 

そしてそれが例えば、優柔不断な彼だけど、実は結婚がしたいのなら。

 

反対じゃなくて、背中を押してほしくて、わたしを助言者に選んだと思えるなら。

 

 

絶対! うまくいきっこない、と思っても。

 

本人がやってみたいんなら、それは止めなくていいと思うんです。

 

 

ダメかもしれないけれど。

やってみて失敗しても、その失敗から必ず何かつかめるものだから。

人生ってどんな遠回りしても、その道程には、何かつかめるものがあるんです。

 

 

 

失敗を恐れて、しないでいると、ああ、すればよかった、と、その後の人生、ずっと後ろ髪引かれて、しなかったことにこだわることになるから。

 

 

 

いつかのブログにも書いたのだけど。

特に子供や配偶者など、大切な人ほど、

 

99%失敗するとわかっていても、その失敗も込みで応援する。

 

 

世界中の人が大反対しても、味方でいる。

 

 

その心意気でいる覚悟があれば、

助言を求めている人が

本当にしたいことを

手をちぎれんばかりに応援できる。

 

 


 

ということは、それほどよく知らない人には、助言はできないとも言えます。

 

 

 

 

ところで、、、

 

 

わたしがニューヨークに暮らすと一大決心をしたとき、それを考えて考えて、1ヶ月は自分の中で温めて考え抜きました。

 

いまでも鮮明に覚えています。

ある朝、目が覚めた時、

 

「やっぱり、行こう!会社を辞めて行こう」

と思ったのです。

 

 

ただ、当時は、1人編集者が抜けただけで、他の人に多大な迷惑をかける状況でした。

なので、編集長と副編集長にだけは、話があります、といい、会議室でそのプランを打ち明けました。

 

その際、編集長は、

「おまえ、本気か?」

とまず切り出しました。

 

「はい、真剣に1ヶ月考えました」

と答えました。

 

もう反対しても行く気だなと思った編集長は、

「よし、半年後にまた気持ちを聞かせてくれ。その時、まだ行きたいんなら協力する」

と言ってくれました。

 

協力するとは、会社から定期的な仕事をくれること、報道ビザを出してくれることだとなんとなく暗黙の了解でわかっていました。

 

その後の半年間、わたしはこの二人以外には、だれにもこのことは言いませんでした。

反対されて、プランが頓挫するのが怖かったのです。

 

親にもその時点では、まだ言いませんでした。

 

 

 

結局半年後、

「やっぱり行きます」

と答えたら、編集長はこう言いました。

 

「もし、ダメだと思ったら2年以内に帰ってこいよ。2年までなら戻ってきた後、N Y帰りということで仕事で箔が付くけれど、それを超えると、みんなおまえのこと忘れちまうから」

 

これ、いまでも忘れられません。

 

本当にわたしのことを考えてくださっていたんだなと、いまふりかえっても思います。

 

本当にありがたい助言でした。

 

あの時の編集長は、のちに雑誌を大成功させ伝説の人となりました。

今は80歳前後ぐらいかな。


きっと相変わらず体を鍛えてダンディで素敵なおじいさんでしょう。

 



いつも何も言わなくても温かいまなざしで見守ってくださっていた副編集長はずいぶん前に亡くなられました。

 

でも、お二人のことは声まで、いまでも鮮明に思い出すことができます。

 

 

 

 

 

一般的にアドバイスや助言って難しい。

 

 

やめろ、と反対するのは簡単。

 

しかも、本人が反対してもすると思うなら。



どんなに困難そうに見えても、夢見る夢子にしか思えなくても、まずは背中を押してあげましょうよ。

 

 

で、最後に、

「ダメだったら、離婚という選択もありだし」

とか

「ダメだったら、いつでも帰るところはあるんだから」

とか、

 

排水の陣を敷いて、もう先がないぐらい思っているなら、少し、気持ちをほぐしてあげてもいいですね。

 

 

それとももっと具体的に、

「借金をして資金を投入するなら、〇〇の投信だけは手をつけずにいたら?」

とか、何か具体的なことを提案しても、この時は耳を傾けてくれるでしょう。

 

 

本当に心に響く助言は、優しく背中を押してあげること。

 

失敗も含めて応援してあげること。

 

 

 

よかったらこちらも読んでみてください!


 

 

 

 

 

 

では、親しい人や大好きな人を応援するって、具体的にはどうすれば一番伝わるんだろう、ということをまた近いうちに書きます!

 

アメリカはレイバーデーの連休です。

 

これが終わると、学校が始まり、事実上、夏はおしまい!

 

今日は、ガラガラのアッパーイーストサイドを後に、秋の気配が濃いハンプトンに来ました。

いつもなら3時間近くかかるのに、今日は1時間半で到着。

 

どうぞみなさんも、良い週末をお過ごしください!

 

 

 

!お詫び

昨日、再入荷した下記のワンピースですが、発売の正午と同時に多くのアクセスが殺到し、一瞬に完売しました。

 

が、その後、なぜかまた在庫ありになってしまうコンピュータの謎のミスがあったようです。

気づいた時点では、すでにたくさんの方から注文が入ってしまいました。

 

買えたと喜んでくださったのに、実はエラーだったとのお詫びのメールを受け取った方、本当に本当に申し訳ございません。

 

このワンピースはもうメーカーでも完売しています。

 

が、この秋も、素敵な商品がどんどん入荷してまいります。

来週は新ブランドも登場です。

 

どうぞこれに懲りず、引き続き、サイトをチェックして見て下さい。

 

 

 

 

 

トリーナ・ターククチュール級ワンピース

お届け9月9日の週

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ため息が出るほど美しいのは裏地も同様。

お嬢さまの代でも着る日がきそうな一生物。

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キュービックジルコニアをダイヤモンドと同じ手法でセットしています。

 

 

 

 

 

 

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