選ぶか、選ばれるか

自分が選ぶか、選ばれるかって

それほど大きな問題じゃない。

考えてみると私たちは、生まれた瞬間から、自分では何一つ選択できない状況下で人生を始めるんですよね。

生まれてくるとき、だれも親は選べません。

生まれてくるタイミングもすべて親まかせです。

でも、成長していくと、

だんだん自分の欲しいものや

選択したいものがわかるようになります。

好きなおもちゃ、

好きな食べ物、

好きな音楽

好きな遊び

好きな勉強

好きな人

私たちは毎日、いろいろな選択をするようになります。

中には、学校でも、仕事でも、家庭でも、自分で選んだものがどんどん思い通りに手に入るラッキーな方もいらっしゃるでしょう。

でも、中には、例えば志望校や志望する会社から、不合格通知を受け取ったり、結婚を望んだ人から別れを告げられることもあるかもしれません。

望んでいたもの、

夢に見たものが

手に入らなかった経験をすると

中には、それをシリアスに捉えすぎ、

絶望し、自分を悲観し

すっかり自信を喪失する人も

いるかもしれません。

でも大丈夫、とわたしは言いたい。

人生、それでも一寸先はバラ色に展開するから。

わたしは、自分の人生を、肝心な場面ではかなりいい加減に成り行きに任せて来ました。

大学は、叔母の一人の強い勧めがあったから、という理由で決めたようなもの。

つまり選ばれた（合格した）学校の中から叔母が選んだ大学に決めたのです。

特にどうしても行きたいという大学がなかったから。

身内で可愛がってくれる叔母がそこまでいうならきっとわたしに合う大学に違いない。

結婚も、夫が会った初日に

「君とは結婚すると思う」

と言ってくれたから

本気になったようなものです。

つまり彼が最初から明確に

わたしを選んでくれていなかったら

きっと結婚を意識することはなかったでしょう。

そう、わたし、意外に流れに身を任せるタイプなの。笑

しかも、当時は自分に自信がなかったから

自分が選んだ相手が

自分を愛してくれるとは

素直に思えなかった。

だから、自分が選ぶという行動はおこがましくてできなかったのね。

でも、今しみじみ思います。

叔母が選んでくれた大学に決めてよかったと。

彼と結婚して本当によかったと。

ニューヨークに来て

遅ればせで同窓会に参加するようになり

本当にあっぱれとしか言いようがない

素晴らしい大先輩方や後輩方にお会いしました。

N Y支部はこじんまりしていて

しかも本当に温かいのです。

孤独で膝を抱えていた30代後半を振り返り

こんなことならなんでもっと早く

同窓会に参加しなかったのかと

地団駄を踏みたい気分でした。

その学校の卒業生というだけのご縁で

こんなにウエルカムな上下のつながりができるなんて。

戦後間もない頃、

コロンビア大学で教育学の博士号まで取られ

今も矍鑠とお元気で

懐の深い９０代のマダム。

ノーベル賞受賞者の妻としてニューヨークに来て

この地で子育てをし、たくましく生きてこられた89歳の大先輩

科学者のご主人と海を渡られ、

お子さんが小さい頃、大学に戻り

最終的にはご自身も教鞭を取られ、

６０代の時、キリマンジャロを制覇された方

後輩には、ニューズウィークなどを経て

ニューヨークタイムズで

報道カメラマンをしている女性

ユニセフでご活躍されている女性

ユニオンスクエアでスパをオープンした

若くて可愛らしい方も。

彼女たちの中には、パートナーの伴侶としてノーチョイスでニューヨークに来た方も多いのです。

それでも、ニューヨークで与えられた人生を、縦横無尽に楽しんでいるすごい方ばかり。

お話を伺っていると、

無理だと決めつけていたことが

わたしにもできるかも、と

むくむくと元気が出るパワーを

授けてもらえます。

ニューヨークに来てからは

想い通りにことが進まない時

思わぬチャレンジが目の前に

立ちはだかった時、

わたしは、肩の力をちょっと抜いて

運命に身を任せてみるようになりました。

すると、わたしたちが本来もつ柔軟性や順応性が意外な底力を発揮し、道を開いてくれます。

そう、自分が選ばなかった道でも道は必ず続くことは知っている。

もし、袋小路に突入したとしても

八方塞がりに見えて必ず抜け道があることも学んだし。

その道は一見不本意に見え、進みたかった道とはまったく違うかもしれません。

でも、そこで、直感という感覚の運動神経に耳を澄ませ、抜き足差し足で、または他にチョイスがないならがむしゃらに進むと、別の素敵な展開につながっていく。

反対に、思い通りの道しか歩みたくないと意固地に願えば願うほど、気持ちが空回りをしそれがストレスとして蓄積されてしまうことも。

もし、運命があらかじめ定められていて、自分で選択したり、変えたりできないなら。

何をしても人生は変えられないし決められているなら、恐れず思いっきり好きなことをしよう！

もし、運命は自分次第で変えられるのなら、やっぱり思い切って好きなことをどんどん実行していこう。

そう、どちらにしても

選んでも、選ばれても、

そこに大きな違いはない。

思うようにいかないときは

流れるように流されてみると

気がついたら想像もしていなかった

すごいところにたどり着く可能性もある。

運命に選ばれてみる

流れて行き着くところを見極める

人生、思うようにいかなくても大丈夫。

往往にしてその先には、もっと幸せなものが待っていたりするのが人生だから。

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  気に障らないけれど、よく見るといいものを着ている。
  これが、ある写真家の私の評価でした。
  これからもよろしくお願い致します。

（悦子さま）

前回のリングがとてもお気に入りで、何となくお守り？のように身につけています。今年もパワーの源になるように身につけたいと思います。

（慶子さま）

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いつも本当に丁寧なサービスを提供頂き、ありがとうございます。

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  るみさんの物腰や言葉の選び方など
  優しくてとても温かい気持ちになりました。
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  アクセサリープレゼントありがとうございます。

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（章子さま）

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