ビリオネア一家の究極のおもてなし&接待ハイライト | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

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日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

 

 
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イーストハンプトンの一等地
東海岸屈指のカントリークラブ
メイズストーン・クラブのゴルフ場そば
 海のすぐそばです。

 


日本のみなさま、おはようございます。

 

 

 

ニューヨークからこんばんは。

 

9月になってしまいましたね。

秋へ移行する週末。

 

まだまだ残暑が厳しいところもあると思います。

いかがお過ごしでしょうか。

 

 

昨日、娘を空港まで迎えに行ってきました。

 

 

 

やっと土曜日まで家族水いらずの時間です^^

 

 

本当にすばらしい休暇を過ごせたようで。

話しを聞きながらついつい笑みがこぼれ

笑いが家族に広がります。

 

子供の目を通じて

知らないワクワクする世界を疑似体験できる。

 

それも成長した子供をもつ親の醍醐味かもしれないですね。

 

 

 

 

今日は、こちらの続きです。


 

 

 

少し長いのですがよろしければ

最後までおつきあいくださいませ。

 

 

パリ、ロンドン、ニューヨーク、ローマ

世界各都市に家があるお家柄のお嬢さま。

 

そんなイタリア人の

お友だちにご招待を受けて

娘がお邪魔したのは

ご家族がローマの本宅は別とし

もっとも過ごす時間の長い

トスカーナの別荘でした。

 

 

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トスカーナ地方

つい50年前までは砂漠のような場所だったそうです。

 

 

 

 

一家は代々ビジネスを営む

イタリアのオールドマネー

 

けれどお金は枯れておらず

お父さまはビリオネアです。

 

そんな一家の別荘は

よくハンプトンにあるように

圧倒される大きさで

リビングルームは

まるでショーケースか美術館

家具ひとつに

指紋などつけようものなら大変

って感じかしらと思いきや

 

そんなおうちとは全然違いました。

 

壁には名前を知っているアートも

とてもさりげなく掛けられているけれど

本当に居心地のいい

くつろげるおうちだったそうです。

 

 

さらに娘が感動したのは

トスカーナもローマの本宅も

ものすごい数の書物が

家の至る所にあるそうです。

 

我が家も全員本好きなので

娘にしてみれば

垂涎の本棚です。

 

 

しかもその本はどれも手にしていいし

部屋に持ち帰って読みたいというと

お父さまはとても喜んでくださり

「これも、あれも」

と、どんどん薦めてくださり

結局、5冊いただいて帰って来ました。

 

 

そのおもてなしの究極というか

わたし的にすごく感動した

5番目のポイントは。

 

5、愛を感じるパーソナルタッチ

 

これ、どういうことかというと。

 

 

 

一生忘れがたい記憶に残る

パーソナルタッチが

そこかしこに散りばめられていること。

 

 

到着早々

ゲストではなく

娘だと思ってますよ

といわれ、

 

毎日遠出をするときは

ご両親もいつもいっしょ。

 

お金だけわたして

子供たちだけを

勝手に遊ばせておく

というスタイルに

慣れすぎたせいか

本当にびっくりしました。

 

 

 

毎日、お父さまがその日の「車」

(1940年代のビンテージカー)を選び

運転手はお父さまなのです。

(お抱えドライバーがいても)

 

助手席にはお母さま、

その真ん中にお友だちが座り

友人である娘たちは後部シートです。

 

前をみると3人が3人

パナマ帽やツバの広い帽子をかぶっていて

後ろから見ると

本当に仲睦まじい

ご家族の後ろ姿だったそう。

 

 

毎朝、友だちの中では

一番に目が覚める娘

 

ダイニングルームに行くと

決まってお父様とお母様が

もうそこにいらしゃいます。

 

他のお友達二人が

起きてくるまで3人で

簡単な朝食をしながら

いろいろなお話をしたそうで

その時間がまた、楽しかったそうです。

 

 

時には

「日本の70年代の映画ではどの監督の映画が好き?」

と映画好きのお二人から

答えられない質問を

されたこともあったそう。

 

 

わたしなら

幼なじみの友だちの両親でもない限り

会話するだけで緊張しそうなのに。

 

 

娘はまったく屈託なく

自然体で話しができる。

一体だれに似たのか不思議です。

が、これはかなり便利な特技だと思いました。

 

が、小娘に根気良くお相手を

してくださるご両親には

感服してしまいます。

 

 

最後にローマの本宅に一泊したときは

トスカーナのコックさんが

伝えてくださったようで

お料理のすべては

乳糖アレルギーの娘のため

ミルク&バターフリー

 

娘が美味しい美味しいといただいた

自家栽培のズッキーニとさやいんげんが

ローマに直送され

到着するやいなや

お部屋に運ばれたそう。

 

トスカーナでは

毎日、今日は何をするか

その日のスケジュールというか

アジェンダというか

その発表が朝食の席で

あるそうなんです。

 

今日は、午後から

ピエンザに行くとか

シエナに行くとか。

 

ワクワクする予定がもりだくさん。

 

で、なるほどと思ったのはここからです。

 

前の晩には

あらかじめ、前もって、

翌日訪れる場所にまつわる

歴史書、ガイドブックも渡されます。

 

つまり、ただその場所を

漫然と訪れるのではなく

歴史的背景やポイントを

きちんと学んでから出かける。

 

するとさらに興味も深まります。

 

加えて、どこに行くにも

優秀なツアーガイドを

つけてくださったそう。

 

そのガイドさんは

堪能な英語を話せ

歴史や芸術的背景にくわしく

どんな歴史的、芸術的質問にも

答えてくれたそうです。

 

 

まるでオックスフォード大学の

ルネッサンス史を学ぶ

サマークラスのマンツーマン版というか。

 

ただ、漫然と観光に行く

というのではないんですね。

 

こんなふうに育てられたお友だちは

スイスの学校でも

トップクラスだったそうです。

 

 

娘たちはみんな

アートや歴史にとても興味があります。

 

お嬢さんはこの夏は

パリのオークション会社で

インターンシップをしたほど。

 

娘もコンテンポラリーアートが好きで

スペイン人のお友達もしかり。

 

彼女たちが知識欲旺盛なことを

よく知っているからこそ

あらかじめポイントを

きちんと網羅した

興味深い資料を渡されたのでしょう。


  

愛のパーソナルタッチを

接待に加える。

 

 

さて、ここで

わたし自身が受けた接待の中で

一生忘れられない

思い出に残っているものを考えてみました。

 

真っ先に思い浮かぶのが

20代編集者時代

故君島一郎先生の

(君島十和子さんのお義父さま)

山中湖の別荘にご招待いただいたときのことです。

 

 

わたしたち若造を

一泊泊まりで

ご招待くださったばかりか

先生自らがお料理を作ってくださいました。

 

 

わたしのお隣の席には

澁澤栄一の孫だとおっしゃる

上品な70代ぐらいの女性が座っていて

とても興味深いお話を伺いました。

 

クリップ澁澤栄一桁外れの大物伝説

 

そう、若造のわたしたちと

大切な年配の上顧客を

大きなテーブルに同列に

座らせてくださったのです。

 

でも、実はその時。。。

 

先生は通風の発作があり

お料理を作るだけで

ものすごく大変な

思いをされていたということを

後で秘書の方から聞きました。

 

直前までキャンセルしようか

迷われたこと。

 

でもわたしたちが

楽しみにしているから

今さら断れない。

 

がんばろう。

という経緯になったそうなんです。

 

 

 

編集者時代は

いろいろなデザイナーの先生に

ご接待に預かることがありました。

 

中には、行くたびに緊張してしまう

敷居が高いセッティングが

お好きな先生も。

 

会話もとてもハードルが高い。

知らない人の名前が飛び交います。

 

 

それに引き換え、

君島先生は

若造のわたしたちにも

本当に気さくに

接してくださいました。

 

撮影でお洋服をお借りにうかがうと

先生自らが出ていらっしゃるのは

大御所では君島先生ぐらいでした。

 

 

それから、それから。

 

今日、娘が教えてくれたこと。

 

先日、娘の友人たちがうちに泊まりに来てくれた時のこと。

 

 

 

 

 

 

男の子も二人いて

わたしたちも本当に楽しい時間をすごせました。

 

そのときの感想を男の子二人が

「20年後は彼のようになりたいね」

と、夫のことを話しているというのです。

 

二人を信用して夫が貸し出した

69年のキャデラックで

6人いっしょにビーチに行けたのが

本当にうれしかったそうです。

 

これも愛あるパーソナルタッチになったんですね。

 

 

そうそう、娘にとって

忘れられない思い出のひとつに

新宿からロマンスカーで

箱根まで行ったことがあります。

 

 

娘の友人一家(アメリカ人)と

いっしょだったのですが

秘書の方がロマンスカーの

一番前の席を

予約してくださっていたのです。

 

一ヶ月か半年前に

予約が可能になった途端

席は売り切れるそうで。

 

 

 

 

なつかしい写真がありました。

 

 

 

 

予約を取るのは大変です。

それをしてくださったんですね。

 

子供たちを喜ばせようと。涙

 

おかげで最前席に座るロマンスカーは最高でした。

 

 

この愛あるパーソナルタッチ。

 

これが接待やおもてなしを

一生忘れられない思い出深いものに

格上げする最後の仕上げなのですね。

 

 

お金では買えない接待やおもてなしの核

 

 

 

 

まとめると。。。

 

1、ゲストを超えたおもてなし宣言

ここにいる間はあなたのこと、ゲストではなく「娘」だと思っていますよ。

といわれて始まった滞在。

 

しかもご両親は

メイドさんや運転手任せではなく自らが毎日

2、フルアテンドで、おもてなしをしてくださいました。

 

滞在期間中、みんなで外食をしたのはシエナにいった日のランチだけ。

 

それ以外は3食、おうちで典型的なイタリアの、普通の料理をご両親もいっしょにいただいたそうです。

 

また、毎日決まった時間に

3、家族の習慣をいっしょに楽しみ

4、夕食は老若男女みんないっしょ

 

近所には

第二次世界大戦中30人以上の

戦争孤児を引き取ったことで

イタリアでは大変に有名な

伝説の侯爵夫人(イギリス人)

の娘さんが住んでおられ

その方もよくいらっしゃったそうです。

 

そしてその方の壮麗なヴィラにも

ご招待いただいたそうです。

(今はそのお屋敷の大半を貸しているそうです)

 

 

 

笑っちゃうのですが、

お友だちのお母さまが

わたしの長年の親友(日本人)に

雰囲気が似ているとか。笑

 

娘いわく、

ちょっとクレージーな

(前衛的)アートが好きで

暖かいところや仕草が

そっくりだそうで

すごく親近感を感じたそうです。

 

朝、6時にローマを発つ朝も

ローブをひっかけて

玄関まで出て来てくださり

「忘れ物はない? 気をつけてね」

「今度はNYで会いましょうね」

とお見送りくださったお母様。涙

 

本当に娘みたいに扱ってくださったんですね。

 

みなさんがおもてなしや接待をすることがあるなら。

 

仕上げに愛あるパーソナルタッチ

 

 

 

日本人は心づくしのおもてなしが本当に上手です。

 

 

この伝統、娘たちの代にも

しっかり伝えていきたいと思います。

 

 

 

 

 

 

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みなさま、いつも「いいね」ありがとうございます。

またコメントもうれしく拝見しています。

本当に本当に更新のはげみになっています。

ただ、決まった時間に更新ができなくて申し訳ありません。

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どうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

 

 

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