パリ、マレ地区
その他にもパリ・NY・東京の写真を掲載しています。
よく、みなさんに
わたしは恵まれたラッキーな人間だ、と思われがちです。
確かに、未だに紆余曲折はありますが
運がいいと勝手に信じている部分はあります。
でも実際は、毎日いろいろあるんですよね。こう見えて。
Rish NYのお仕事では綱渡りもてんこもりです。
思っていた商品が届かなかったり
間違った物が届いたり
すごく不良品が多かったり。
買ってないのにチャージされたり。
いろいろ、あるある。笑
在庫を抱え、アメリカから直輸入するビジネスは
本当に好きじゃないと続かない。
だからストレスもこう見えてあるらしく
眠っている間の食いしばりがすごいことになっています。
加えて懲りずに行きますが
旅の回数が増えるほど
思うようにいかないことも増えるんです。笑
マレ地区ヴォージュ広場
でも、お天気にはめぐまれました。
で、それが一番ありがたいことかなと思います。
お天気だけは自分たちの力で変えられないので。
パリマレ地区、午後２時すぎ。
陽の力が弱く日照時間が短いのです。
道理でパリの人はバカンスにやっきになるはずです。
パリに１人でお住いの方にとっては厳しい季節ですね。
旅行中、いろいろなことが
うまくいかなくて、
さんざんな目に遭うと
もう旅行はこりごり
絶対行かないって誓う人もいるかもしれませんね。
プラン通りに行かないのがイヤとおっしゃる方もいらっしゃるでしょう。
でも、これって考え方次第だと思います。
わたしは、そういうときも、もう二度と旅行をしたくないとは思わないのです。
いくら試練をたっぷり経験させられても、そう簡単にはその街が嫌いになったりもしません。
人生と同じで、思い通りにならなくて当たり前だと思っているから。
子供や夫も、会社も同じ。
自分の思い通りにいかなくて当たり前だと思っている。
毎日が試される人生勉強。
だから、自分はもちろん
ハラハラするけれど
可愛い子には旅をさせよ
だと思っている。
ハプニング続きの旅からは
学ぶことが本当に多いから。
今回のパスポートの件も正直にいって
娘は、フランスに入国できないまま
イギリスからNYに戻ることになるかなと思いました。
もし、あの時点で諦めていたら本当に入国できなかったでしょう。
パニックになる前に
深呼吸をして、心の力を抜いてみると
案外、問題解決の糸口は見えて来るものです。
ひとつ、一つ丁寧に
落ち着いて対処していくと
方向性としては、最終的には
思い通りのほうに向かっていくものです。
肝心なのは、最後の最後まで
しつこいぐらい諦めないこと。
また、万事窮すのときって、奇跡的に
親切な人が出てくるものなんです。笑
そして励ましてくれたり
いいアイディアをくれたり。
よく、世の中は厳しい
だれも助けてくれない
って言う人もいるけれど、
もし、いつもそう感じるとしたら
それは自分のほうに原因があるかも。
身構えすぎていて
「わたしはだれにも助けてほしくありません」
オーラを知らず知らずのうちに
発散しているのかもしれませんね。
人を見たら泥棒と思い
絶対にだまされたくないと身構えるか
渡る世間に鬼はなしと思い
信頼できそうだと判断した人には心を開くか
この対応の違いは大きいです。
ニューヨークに来たばかりのころ
本当にいろいろな人に助けてもらいました。
だから今のわたしがあると思っています。
娘もロンドンでは、
ロンドンッ子Nちゃんの家にお世話になり
お母さまには本当に親切にしていただきました。
冬休みで、家には４人の子供全員がいたにもかかわらず
娘を２泊多く気持ちよく泊めてくださいました。
実は娘が到着したその日
一番下のお嬢さんの高校進学の結果が出て
なんと補欠だったのだそう。
上の３人がみんな卒業した高校へ
彼女が入学できるかどうかは
6月まで分からない。
そんなストレスが溜まる同じ日に
娘のパスポートの件で
お母さまは親身になってくださったのです。
お母さまがまずはアメリカ大使館に連絡を、
といってくれたおかげでアポがとれ
面接後、当日に発行してもらえたので
２日遅れでも、フランスに入国できたのです。
Nちゃんはフランス大使館について来てくれました。
また、咄嗟の勘を働かせて
パリ行きのユーロスターの予約を
２日後に遅らせたのも大正解でした。
一番上のダートマス大学に行っているお兄ちゃんは
お父さまの会社でインターンをしていて
パリへの出発の日は車で駅まで送ってくれたそうです。
一人っ子の娘にとって
友だちに親切なお兄ちゃんがいるというのは
くすぐったくてちょっと羨ましい経験だったんじゃないかなと思います。
最後の晩は家族全員でディナーに行ったそうです。
面白いなと思ったのは
娘は最初、他のお友だちから
Nちゃんのママは怖いと聞いていたんですよね。
歯に衣着せぬ、たたみかけるようなもののいい方が怖かったらしい。
なにせ元がバリバリのトレーダーだったから。笑
だから娘は相当に身構えていたのです。
が、話してみると意外にも苦にならない。
それどころか、親切ないい人だと思ったそうです。
人間、みんないろいろな面をもっている多面体なんですよね。
だから、他人がいうことを鵜呑みにしてしまうと
本質を見誤るかもしれません。
さてさて、フランスからNYへの帰国便も、いきなりドタキャンでした。
これ、ニューヨークに観光で来る予定の人なら
宿泊予定のホテル代、返せっていいたいですよね？
かつて英国航空で、３、４時間出発が遅れたとき、全員に400ポンドが支払われました。
でも、エアフランスは、キャンセルをしても、空港近くの猫のひたいほどのホテルに泊め何のお詫びもなし。笑
でも、せっかくだったので昼間はUberでパリまで行ってきました。
（当然Uber代は自腹です）
翌朝、空港には２時間前に行きました。
ところがヨーロッパ各地で起っているテロの影響か
セキュリティがもたついていて
２時間前に行ったのに、飛行機にはギリギリでした。
間に合わないんじゃないかってハラハラしました。
JFKに着いてからがまたドタバタでした。
夫はその足でオフィスに、
娘はシャワーだけ家で浴びて
食事を食べさせて（きっと夕食の時間がないだろうから）
その足で大学に帰るためペンステーションへ。
が、駅に行ってみると予定の列車はキャンセルになっていたと連絡が。
こういうときですよね。
問題解決能力が鍛えられるのは。
娘は、さすがに「またか」と思ったようです。
が、すべての列車が遅延していて、
本来ならとっくに発車していた列車が
まだ到着してないことを確認し、
その列車にてきぱきと変更。
ロンドンでさんざんな思いをしたので免疫ができたのかもしれません。
ただ、駅で待つこと２時間
いいかげん、疲れてきたころ
知り合いの子と遭遇しました。
その子は娘の３０分後の列車に乗る予定でした。
が、娘は、その列車もキャンセルの恐れがあると咄嗟に判断。
その子のチケットも自分が乗るのと同じのに変更するのを助けてあげました。
まもなく彼女の乗る予定の列車もその後キャンセルされたことがわかりました。
困っているとき、人に親切にしてもらうと身にしみてうれしいものです。
そのうれしさをきちんと覚えておいて、今度は、自分が人に親切にする。
こうして「人間力」は鍛えられ, 親切が循環していくんだなと思いました
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黒でもシフォンのおかげでとても軽やかな印象です。
インナーのワンピース部分は伸縮する気持ちのよい素材です。
上半身はレース、下半身にかけてはしなやかなウエットスーツのような素材です。
気品あるロイヤルブルーに高級感が漂います。
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