バブル世代女子の泣き所 | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

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日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

熊本県周辺で震度7以上の地震があったというニュースが入ってきました。

九州や四国、中国地方にお住いのみなさま、大丈夫ですか?

 

まだ余震の心配が続いていると聞いています。

どうぞくれぐれも、くれぐれも身の安全に注意してお過ごしください。

 

 

 

 

 

今日は、多くのバブル世代女子の泣き所を

 

では痛いバブル女子(わたしのこと)の泣き所行ってみよ♪

 

註/

女子とは若い子につけるだけの意味ではなく古典では「子」は尊敬の意味をこめて使用する漢字でした

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3月31からCNN で「80年代」をシリーズ化したテレビ番組が始まりました

あの時代が気になるのはアメリカでも同じなんですね

 

 

 

今思い出してもあの時代はちょっと胸が苦しくなる時代でした

モノに溢れ

ブランド信仰に踊らされ

何か浮き足立ったような毎日

 

土地や不動産を所有しようにも

日々悩んでいるうちに

どんどん値段だけが吊り上がっていく

 

何かに追われまともにじっくりモノを考える余裕がない

そんな切羽詰まった気持ちを常にどこかに抱えていました

 

大学で経済学を学んだわたしにとって

経済とはサイクルがあるもので

このまま上限なしの景気が続くわけはないと思ったのです

 

一方、華やかなバブルの裏で

取り残されたように存在する貧しい生活もそこにはありました

 

クリップ20代でしてみてよかったこと

 

トイレは共同、バスはない

きーきーと歩くときしむ床

雨がふると雨漏りがする

くずれそうなモルタル造りのアパート

 

また気の毒なほどの悪条件のもと

身寄りのない老人たちが暮らしていた施設もありました

 

いつかこの表面だけのお祭り騒ぎには終焉がくる

そう確信しわたしはそれなりに用心深く暮らしていました

 

そしてその日は来ました

1989年のブラックフライデーとブラックマンデー

 

ニューヨークの友人が朝方かけてきて電話で起こされました

 

「もう遅いかもしれないけれど、持っている株はすべて処分したほうがいい」

 

あわてて新聞受けから日経新聞を開くと

見慣れた株式のページの小さな級数で書かれている

各会社ごとのその日の株価はありませんでした

 

値段がつかなったようですべてが —— となっていたのです

 

わたしはそれから数年後にニューヨークに来ました

バブル崩壊の始まりのころでした

  

当時はたくさんの同世代人が海外に留学していたし

バブルの影響で小さな地方の会社までもニューヨークに支社を構えていました

 

海外で暮らすことは全然珍しいことではなかったけれど

いきなり言葉の壁と甘くない現実を突きつけられ

命を奪われるかもしれないほどの危険も経験しました

 

それでも心優しいニューヨーカーたちや

駐在で来ていた人たちや

早くからNYに住む人たちに助けられ

だんだんニューヨークが好きになっていったのです

 

数年後にはアッパーイーストに小さなテラス付きのアパートを購入しました

 

バブルの時代から来たニューヨークは

穏やかに景気が後退しはじめていた時期でした

 

税金が高く郊外に出る家族も増え人口の流出も始まっていました

 

だから少しの親の援助とほぼ自力で不動産を所有することができたのです

 

日本では決して浮かれていたつもりはありませんでした

でも、いろいろな面で相当に甘やかされていたのは間違いありません

こっぴどい目に遭いながらやっと真剣に自分の将来は自分で築いていくしかないと悟ったのです

 

その第一歩が自分名義のアパートを自力で購入することだったのです

 

 

 

ニューヨークに来て一番思い知らされたのは

当時年頃の女子9人に対し年頃の男子は1人という

日本とは真逆の男女人口比率でした

 

女に対し男は劇的に少なく

しかもその中には女性に興味を示さないゲイの男性も入る

パートナーを本気でさがす女性には本当にきびしい場所だったのです

  

一人で生きていける力をつける緊急性をひしひし感じる一方

アメリカ人男性はいつもご馳走してくれるわけではないということも知りました

 

すみません

 

今の20代、30代の人たちにとっては当たり前のことがバブル世代には当たり前のことではなかったのよ

 

バブル女子の泣き所は割り勘に慣れてないこと

 

今も、

 

「デート代は男性に払ってもらいましょ」

 

「割り勘はしない」

 

という主義の方はバブル世代以降に多いようです

でも、

 

世界基準では「割り勘」で始めるデートが基本

 

日本でも今は割り勘デートが潔くていいのです

 

 

そしてもっというと

女からお財布を開いてみるといい

 

いつもご馳走してもらっていたときには見えなかった相手のことが見えるようになるから

 

ニューヨークにきて初めてプライベートで自分がお財布を開くようになり、それまでは知り合えなかった人と知り合えるようになりました

 

中には大きくわたしの世界観を変える出会いもありました

 

それはまわりまわって自分への投資になりいつか返ってくることを学びました

 

 

スマートにご馳走をするのは簡単なことではありません

でもこれが身につくと人を見る目が養われる機会につながります

 

貴重なレッスン代なのです

 

ふとバブル世代の男性の強みのひとつ

気前のよさに思いを馳せました

 

もちろん蓄えもないのに気前だけがいいというのでは困ります

生きるお金だけを真の意味で気前よく使ってこそ価値がある

 

死に金は使わない見極めが必要なことはいうまでもありません

 

あのバブルの時代を生き抜いてきた彼らはその見極めができる人たちです

 

 

さて遅ればせながらスマートに支払いができるようになって

 

女が男前にタニマチができると

ワンランクもツーワンクも女をあげる近道になる

 

 

ということも知りました

 

女をあげるとどうなるのか

それまで探しても見つからなかった幸せへの近道がひょいと見つかったりします

 

このへんはまたいつか

続きはそんな辺りからまいります

 

 

どうぞみなさま

くれぐれも身の安全には注意をしてお過ごしください

 ご家族や親族、知人のいらっしゃる方はご心配だと思います

これ以上の被害が広がりませんように

 

 

 

 

Rish NY今夜15日21時発売】

デパートで8万円で売られていたクオリティに限りなく近い

ヒマラヤ産カシミアのショール

http://www.rishny.com/SHOP/4052/100263/list.html

カシミアのショールは1798年エジプト遠征から帰る際

ナポレオンがジョセフィーヌのために持ち帰ったことから

ヨーロッパの上流社会での人気に火をつけたといわれています。

 

お届けできるのは顔がぱっと生えるクリーム色とペールグレー。

どちらも服や着こなしを選びません。

カシミアが採れるカシミヤ山羊の全身には粗毛が生えその根元に防寒用の柔毛(産毛)が密集します。
こちらのカシミアのショールはその産毛を紡いで作っています。

そのためとても繊細で暖かいのですが大量生産ができません。

ぜひこの機会にお求めください。

 

 

 

1点物! 手作業で仕上げられたオートクチュール感覚の

極薄メリーノウールのショール

http://www.rishny.com/SHOP/4052/100263/list.html

 

 

 

シンプルな服が主流ですが下手をすると単なる地味に終わってしまいます。

シンプルで決まるのは実は上級者向きなのです。

 

 

 

 

シルクサテンに金銀刺繍かかとのある室内ばき

http://www.rishny.com/SHOP/4053/105193/list.html

 

サイズは23cm(6)から24.5cm(8)まで

幅広の足も包み込むように履けて若干のかかとが履き心地満点

長時間はいていても疲れません

 

足の裏部分はスェード素材のチャコールと

皮革素材シルバーと二タイプご用意しています

 

 

昨今アッパーイーストでも室内では

靴を脱ぐことを習慣にしている家が大変に増えています。

スタイルをもつエレガントなマダムたちは

室内ではこんな室内ばきを履きます。

 

 

 

 

 

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