どちらかというと1対1の会話が得意、人前で話すことが大の苦手で上がり性の彼は、この時期が近づくと見ていて可哀相なぐらいそわそわ、イライラし始めます。笑
胃が痛くなるほど苦しいその日を毎年経験しなくてはいけないけれど、結果はいつも上々。
「すごくいいインタビューだった」と観客からは言われ、
「すごく話しやすいインタビューだった」とスピーカーには言われます。
カリスマ性のある男たちだってうまく引き出してもらわないと、どうにもノリが悪くぎぐしゃぐしたインタビューに終わることもあるらしいのです。
なので聞き手としてはいかに会場を巻き込むような話題に誘導するか。
それがいいインタビュアーの心得ですが、上がり性の夫は努力でそれを成し遂げて来ました。
その経緯をそばで見て来て、その心得は案外わたしたちにも真似ができるものだということがわかりました。
一言でいうと会場が聞きたがっていることを話してもらうのです。
もうそれに尽きます。
つまり会場が失敗談を聞きたがっているのに自分の成功談ばかりを話しても意味がありません。
多くの人が公の部分はもう十分知っているならプライベートな部分を話してもらいます。
だからインタビュアーはあらかじめ観客の主な職業、年齢層、宗教的バックグランド、知的興味などを調査し、だいたいを把握し、観客が何を知りたくてその会場に来ているのかをつかんでおきます。
そこのツボにはまるエピソードをあらかじめ調べてうまくそこに誘導すればいいのです。
スピーチで人をぐいぐい惹き付ける魅力がある人は、
相手の顔色を見ながら、彼らは何を知りたいか、
また何を話せば喜んでくれるかを瞬時に理解できる能力に長けた人たちです。
そして、たとえみんなが聞きたい話しは自分にとって都合が悪いことでも、少しはそこに触れるサービス精神もあります。
よく人は、自分の話したいこと、今みんなに伝えたいと思っていることを話したがります。
でも、聞く耳をもたない会場でそれをしても何も伝わらないということになってしまいます。
だからまずはみんなが聞きたい話しをする。
よいインタビュアーはそのツボにはまるエピソードなどをしっかり調べ、そのポイントをつかんでおけばいいというわけです。
わたしたちレベルでも3分で自己紹介をするとか人前で自分のことを話さなくてはいけないチャンスって結構あるものです。
そんなとき、自分が話したいことを漫然と話すのではなく、
聞き手が知りたいこと、興味を示すことを、
あらかじめまとめておいていつでも話せるように準備をしておくといいですね。
自分の「売り」ともいえるエピソードをきちっと用意しておくのです。
といいつつ、わたしは人前で自己紹介をするとか、自分のことを話すのは大の苦手。
夫が年に一度大物インタビューをするたびに感心するのは、
カリスマ性ある大物たちの、聞き手の目線に下りて行って彼らが求めていることを瞬時につかみ面白おかしいエピソードを交えて話すそのワザです。
ここでも問われるのは視点を「自分中心」ではなく「相手中心」にシフトする大切さ。
そのへんをわたしもふまえて自己紹介の練習をしておこうと思ってます! 笑
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