その一つは、ロンドンから北東に2時間車を走らせたところにある伯爵邸をたずねたこと。18世紀後半に借金の肩に、ロシアの女帝エカテリーナに売り飛ばされ、エルミタージュ美術館に所蔵されていた絵画164点のうち50点がこの伯爵邸に戻り、展覧会があったのです。
それを見ることができたのは本当にラッキーなことでした。
(機会があればぜひまたいつかご紹介させてください)
また、ロンドンで常宿としているランガムホテルは、アフタヌーンティーで有名なホテルなんですが、そこでこれまでの紅茶とはひと味違うちょっとはまるブランドをみつけたことも、わくわくする体験でした。
この紅茶のブランド、「JING」をみなさんはご存知でしょうか?
今、ロンドンの由緒あるホテルの多くが扱っている紅茶のブランドです。
1年以上にわたるリノベーションを数年前終えて、伝統にモダンなセンスが加わって、とっても心地よいホテルとなりました。
Langham Hotel London
聖ポール教会そばのアフタヌーンティーで有名なBea's of Bloomsburyでも扱っているのはJINGの紅茶なんですよ。
ここの紅茶、何が違うんでしょうね。
何が他の由緒ある紅茶メーカーと違うんでしょう。
過去10年で赤丸急上昇したブランドなんですが、とにかく何かが違う。
最初に口にしたときに広がる風味は、わりと控えめ。
なんとも軽やかで、さらっとしているのに、しっかりと残るものがあるの。
その風味がクセになる。
以来病み付きです。
ああ、語彙が足りなくてすみません。
この美味しさには、ロンドンの由緒あるホテルやアフタヌーンティーの有名カフェも気づいたんでしょうね。
アメリカ人たちはまだ気づいてないみたいでアメリカには未上陸ですが、すでに扱っているレストランなどはあり、イギリスからより寄せているんでしょうね。
わたしもロンドンのサイトから直接オーダーしています。
JING TEA
ところがですね、本題はここからなんです。
この紅茶、なんと日本にはもう紹介されているんですよ。
くわえて、現在はニューヨーク在住の英国ティ研究家の林原真澄さんが、ロンドンで暮らされているころ、このブランドにすっかりはまり、今では当社のアンバサダーとして日本でもこの紅茶のよさをたくさんの方に知ってもらおうと尽力してらっしゃいます。
で、今日は東京にお住いのみなさんにすてきなお知らせがあります♡
来る10月17日15時より、東京ウエスティンホテルで、素敵マダムの林原真澄さんによる、JINGの紅茶のテイスティングセミナーが開催されます。
ロンドンに暮らされているころの林原真澄さん(写真左)
紅茶の歴史やより美味しいいただき方、ぜひみなさんもどうぞ。
このポットがJINGのサイトで買えるのですが、2人分にちょうどいい大きさですごくよくできています。
ここに大さじ1杯の葉っぱを入れポットいっぱいになるまでお湯を入れ3分間待つだけ。本当に美味しい紅茶がいただけます。
あまりに失敗がないので、わたしはこのポット日本茶をいただくときも活用しています。笑
朝は一杯のコーヒーから始まる1日ですが、午後はJINGの紅茶をいただける日は、何かこうとても贅沢をした気分になります。
真澄さんの紅茶にまつわるお話でさらに紅茶の味わいがゆたかなものになりました。
真澄さんの紅茶にまつわるお話でさらに紅茶の味わいがゆたかなものになりました。
どうぞみなさま、よい週末を♪