ステラ・マッカートニーママ友へのメールご意見ありがとうございます♡ | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

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日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

みなさま、こんにちは!
コモンるみです。

あのセレブが送ったクラスママへの「差別?」メールにみなさんのご意見ありがとうございます!

やっぱりみなさん、すばらしいです!

こういうご意見って聞いてみるもんですね。
本当に参考になりました。


また、大方のご意見がわたしといっしょだったのはうれしいです。


そう、微妙な部分の経緯はわからないんですが、わたしが感じた印象も、
「差別ではないんじゃないの?」というものでした。

これは少し前に起こったことなんですが、それを聞いた日、ご本人に、心配する必要はないと思うわ、と上手に伝えられなかったのが残念で、ずっとわたしの中でわだかまりとなっていました。



確かに子供が小さいと、親としては子供に悲しい思いをしてほしくない一心で、ついいろいろと心配してしまいますよね?


そのお気持ちもよく分かります。


でもね、わたしの経験では、子供って意外に冷静で、強いということも評価していいと思うんです。

我が家でも娘が小学校低学年のころ、似たようなことがありました。

わりとクラスでも目立つ存在、派手なグループがあって、自らを「P P P (pretty, popular, people) 大笑」とよんでいたグループの、主格級の女子のお誕生会のことでした。

一部しかご招待しなかったということで、招かれなかった子たちのママが騒ぎだしたんです。笑

うちの娘も招かれませんでした。

その件について娘からのコメントはなく、他のママから聞いて知ったため、
娘はどう思っているんだろうと気になり聞いてみました。

そうしたら、
「キャロラインとは今年初めて同じクラスになったばかり。まだあまり親しくないから、数人しかよばないお誕生会によばれなかったのは当然だと思う」
と、淡々としたものでした。



ステラ・マッカートニーの息子さんと同級生のNさんのケースも、当時ニューヨークからロンドンに引っ越されたばかりで、まだクラスのみんなと仲良くなるのはこれから、というときのお誕生会でした。

なので、ステラの息子さんが、お誕生会に午前中は本当に親しいお友達だけをよんだとして、その中にいれてもらえなかったとしてもそれを差別と感じる必要はまったくないわけです。

きっとNさんの息子さんもそれは理解できるはず。

確かにクラスメートの中には、そのお誕生会によんでもらえなくて寂しい思いをした子もいるかもしれません。

その親たちが文句をいい始めて、結果午後にもクラス全員をよんで会を催すことになったのかもしれませんね。

でも、それは「差別」というよりは、ステラ・マッカートニーの子供にまつわる表向きおつきあいのA to Zに、少しだけ思いやりが足りなかったということではないかしら。

そしてそういう小さな失敗はだれもがすると思うの。

しかもこのケースはどうやら4人いるステラのお子さんの一番上の息子さんのお誕生会です。

初めての子って親にとっても初めてのことばっかりだから、そりゃ、注意していても失敗もありますわよ。笑





ちょっと前のコレクション。
4人の子持ちでありながらこんなセクシーでエレガントなコレクションが発表できるステラ・マッカートニー、アーチストとしての才能には脱帽です。
どうやって公私の気持ちの切り替えをしているんだろう。
個人的には本当に好きなデザイナーの一人です。





このケースや、子供のお誕生会、自分が主宰するパーティの招待客リストを作るとき、またお招きを受けたり受けなかったりの経験からわたしが学んだことを書かせてね。


・神経質にならず鈍感にかまえる
差別だと思うか、または被害者意識をもつかどうか、どう解釈するかって、人生を楽しく楽チンに生きるかイライラして生きるかの違いにもつながっていくと思うの。だからこういうことは神経質にならず「鈍感」なほうがいいと思うんです。



そして、ここからは、大人の世界でも、関係が決裂するきっかけになる「おつきあいのビミョーなあれこれ」になるんですが、わたしが
痛みをもって学んだこと、これからぼちぼちみなさんとシェアさせてください。

ちなみに、こちらの本にもかなり詳しく書いています。

ご興味がおありの方、ぜひお手にとってみてください。



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