ジャクリーン・ケネディが夏をすごしたイーストハンプトン | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

同じビルに住むマダム(わたしは親しみをこめてこっそりお局さまとよんでます、ふふ)の着席ディナーパーティにご招待をうけ、文字通り末席に連なってきました。

お局さま(多分60代)は、ご両親がイーストハンプトンに別荘をお持ちで幼少時代からハンプトンに親しまれ、まだご両親も健在、ご主人さまもまだ現役でお仕事をされているという恵まれた方。


だけど、長年アッパーイーストの共学私立校ドルトンで先生をしていらしただけあって、みるからに肩の力の抜けた教師タイプです。
ひらひらと舞うソーシャルバタフライ・タイプとは違います。
現在はNY共立図書館でドーセント(館内の書物や展示物について解説をするツアーガイド)のボランティアをされていて、わたしも浮世絵の展示があった際にはドーセントのお手伝いをさせていただきました。


お住いは地味なことでは有名なわたしの住むビルになんと30年以上もお住いで、その点が謎の方です。

ご主人さまはうちの夫にX10をしたぐらいケチお金の使い方に慎重な方ですから理由はそれでしょうか。笑
ご主人さまは長くボードのプレジデントをされてました。
(ビルに住む住人委員会の理事長、新たに入居する際、泣く子もだまるボード審査があるのがNYの住まいCoopの特殊事情です)


10数年前、ご両親の別荘の前にご主人と別荘を購入。
この辺りは、あのジャクリーン・ケネディも幼少時代を過ごしたハンプトンの一等地です。

今日はお写真でご紹介いたします!




この辺りにはジャッキーの父親の別荘のあったリリーズポンド、ジョージカポンドなどビーチの近くですが池もたくさんあるエリア。
スティーブン・スピルバーグなどの別荘もこの近くです。




イーストハンプトンの一等地、ジョージカ地区の住人のためのビーチ。
外部者も一日25ドル払えば車を駐車することができます。
空いているので次回ハンプトンにいらっしゃる方、ぜひ!






午後6時45分。そろそろみんな帰宅する時間でした。
ハンプトンのビーチ近くには食べ物屋さんがまったくないのが特徴。
なので食べ物は持参でいらしてください。






お局さまの別荘のブロック。
左の生け垣はお局さまの家の生け垣です。





通りのどんづまりにはひっそりと海につながる秘密の近道が。





こちらお局さまのご両親の別荘。
そろそろパーティの時間です。



さすがに最近ではやっと慣れて来たとはいえ(なにせ年ですから)、まだまだ緊張する知らない人、しかも年上ばかりが集まるパーティ。


母国語でもきついのにこれが英語となると。。。

今思えば、怖いもの知らずだった若い頃のほうが緊張などしなかったかも。

でも、いろいろなことが見えるようになり、失敗などもし、どんどんおっくうになっていくのがこの手のパーティ。

ここ数年はよほどのことがないと片っ端から避けてました。
すっかりおこもりのクセがついてしまいました。


みなさんもありませんか?

初めて婚約者の家族に紹介される日、

あまりよく知らない義家族と総出でおでかけする日、

お盆の親族の集まり、

お姑さん&そのご友人の観劇にパシリ役としてお供する日。

パートナーの上司も集まる会。 などなどちょっと気が重い会など。

でも参加しなくちゃいけないし、行ってしまえば結構楽しかったりするんだけどね。


そんなときは、大成功を目指さず、破綻しないことを目標に、地味に行きましょう。


そんな、過去に痛みや数々の失敗とともに学んだことを次回は書かせてね。


こちらハンプトン関係の過去記事です。
ハンプトン・インサイダー ( 47 )