NYで貧困と戦うティーンを救済するガラの宵 | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

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日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

みなさま、こんにちは。

昨晩は、わたしが10年にわたって微力ながら尽力してきた大都会NYの貧困と戦うティーン女子を救済する非営利団体「Inwood House」のガラ・パーティがありました。
(ホームレスシェルターなどで妊娠してしまったティーンに暖かい手をさしのべ、出産前後のサポートから、高校を続けさせるサポート、職業訓練、のちは住宅の供給にいたるまで手厚く保護する一方、避妊や性教育にも力をいれています)

ガラというのは、チャリティ団体ならどこも一年に一度ぐらい、寄付金を集めることを目的に開催するパーティです。

最近はカジュアルなパーティが多い中、Inwood Houseは毎年、パトロンたちへのねぎらいとお礼の意味もこめて着席のディナーパーティを開催しています。

その席は、半端ではない困難を、Inwood Houseのサポートを得て乗り越えてきた少女たちのサクセスストーリーに直接耳を傾けるいい機会でもあります。


涙なしではきけない苦労を強いられて来た彼女たちが数ブロック先にいる、それがニューヨークという都会がかかえる矛盾です。

わが娘も来月16歳です。こんな近くにいて、一方の彼女たちは暖かい家庭も住む家もないまま、路頭で苦労している。
まさに天国と地獄のこの差はなんだろう。

そう思うと、親目線から、他人ごとでは片付けられません。


ですが、わたしたちが手をさしのべることで、彼女たちの人生はV字回復する。
それを証明してくれるガラの宵。
今年はいろいろあったけど、やっぱりこの団体をサポートしてよかった。行ってよかった。

今年も集まったのは525人のサポーターたち。


ウォールストリートのチプリアーニでのパーティは今年4回目です。


二年前のパーティの二日後、東日本大震災が起こりました。

以来、同じ日本人としてわたしの♡もみなさんと同じ。
東日本大震災にまっしぐらに向かっていきました。

寄付ばかりではなく気持ちもそちらにフォーカスしてサポートを展開してきました。


よって、拙ブログを通じてInwood Houseの活動をご紹介することは二年間控えてきました。
でも、その間も何もしてなかったわけじゃないの。わたしなりに、こちらの活動も理事として続けてきました。

昨晩あつまったご寄付は70万ドルを超えました。
(長年理事長を努めている弁護士のシェリルとご主人が20万ドルのマッチング寄付を申し出たためです)


これまで、たくさんの友人&知人がこのパーティに出席くださったり、あれこれと行事に参加くださいました。

この場を通じて心からお礼申し上げます。


今年も、3人の友人がお越し下さいました。
そのお一人は、あの茜ちゃんです。
www.Rishny.com



美しくお着物をお召しの茜ちゃん。パーティ会場でもひっぱりだこ。
たくさんの人が「いっしょに写真撮っていい?」とおねだりしてました。笑





これまで参加くださったみなさまも、本当にありがとうございました!


茜ちゃんについては、とっても素敵なストーリーがあってぜひみなさんに公開したいとおもっています。

今しばらくお待ちください。

みなさま、どうぞよい週末を~♫