困ったときの「男の理解の仕方」ホルモンとDNAから | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

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日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

みなさま、こんにちは。





わたしたし女にとって、愛すべき、でもやっぱり相当に不思議な存在、それが男。

若いころはホント、宇宙人に等しいほど理解不可能な生き物にしか思えなかった。


   

 

でも、いっしょに暮らし、共に年齢を重ねるにつれてなんかいい味が出てくる。

そしてやっと最近それなりに見えてきたことがあります。





なので、女目線で「男について」、
まず前編では、諦念をこめてこんなことを書かせていただきました。

 

 



男の本音、恋はビジュアルから、愛は別もの

女目線で勝手に「男の浮気」を解する




今日は後編。今日は希望を込めて書かせていただきます!

 そういいながら、ごめんなさい。

まずはめちゃくちゃ悲しいニュースを。


コネチカットの小学校に銃を持った男が現れて無差別にうちまくり、26人が死亡するという 、世界中が驚愕し、戦慄が走る事件が起こりました。

 本当にやりきれないニュースです。

 



(注/高校生ぐらいまでのお子さんをお持ちのご両親、くれぐれもこの事件にまつわるテレビなどのニュースや映像を子供が見ることがないよう気をつけてあげてください。目からの刺激はあまりに強すぎて長くトラウマとして残る可能性があるからです。)

 



娘の学校では今朝、全校の父兄を対象に緊急ミーティングが開催されることになりました。

 この事件についてどう対応すればいいかという注意事項についてのお話です。

 

 


 犯人は、多くのみなさんのご想像通り若い男性です。


こういう事件を女性が起こすことは聞いたことがないし、また壮年に達した男性というのもあまり聞かないでしょ?

 


統計によるとこういう事件の犯人は男性&30歳未が ダントツに高いのは古今東西同じです。

 



本当にやりきれませんが、 こういう事件は、それが銃であろうとナイフであろうと斧であろうと、どの社会でも起こりうるんですよね。


必ず何パーセントかの確率で、何かが狂っている人がいるのが人間社会なんです。

 

 アメリカの場合は、しかも銃を使用できるので、一瞬にして多数の人が被害を受けるという点で、さらに深刻で重大な問題を抱えています。

 



あぁ、若い男のホルモン、一体どうなっているんでしょう。

 


 拙著にも書かせていただきましたが、ここでもう一度、男の子の作られ方を復習します。

 



妊娠初期はみんな女。そう、みんな最初はXの染色体しかないのです。


 そこに突然Yの染色体が現れて男の子が出来上がります。

でも、この過程、相当に複雑なんでしょうね。
統計によるとこの時期に流産をする可能性や、無事生まれても、生後5年以内に死亡する確率は、男子のほうが高いんですよね。

 



だから出生率も男子のほうが50%を若干超えます。



男の子のほうが死亡率が高いから、多めに作っておいてもちょうど男女五分五分になることを神様はご存知なのでしょう。

 

 



男子のほうが複雑な分、若い頃は荒削りで尖っているのでしょうか。


歴史的に見て、女性には想像がつかないほどの創造力で世界を構築する一方、随時戦争を起こすなどして破壊しなくてはおさまらない矛盾する「何か」も秘めているようです。



中には、上記の事件を起こすようないうなれば、男性ホルモンがうまく作動せず「壊れてしまう」ケースも含まれることになります。

 

それでなくても思春期になると、爆発的に分泌される性ホルモンのいたずらで、男の子は、力余ってやたら凶暴になったり、攻撃的になったり。

 



女子だって、この時期はかなりぐらぐらしますが、染色体的に作りが単純な分、故障も少なく、安定していて丈夫、出産などの相当にプリミティブな大事業にも耐えられるようにできているんでしょうか。

 



だからこそ、30歳までの男子を、女子のスタンダードに当てはめようと思ってはダメ。

 

 個人差はあるでしょうがほぼ30歳ぐらいまでの男子は、ホルモン的にはまだ相当危ういものが潜む「途上人」と考えたほうがいいかもしれません。

 


 でもね、30歳をすぎると犯罪率も急降下し、だんだん人間として出来上がってくるらしい。(ほっ)



で、ここからよ、手の平を返したように(?)人間としてすばらしい力を発揮したりするようになるのは。

 


子供No1を学校に送るパパ。No2をおんぶひもに入れ、ワンちゃんまでつれて。
こういうパパ、アッパーイーストにはけっこう見かけます。笑


 だからよくいるでしょう。

10代の頃はハチャメチャだったのに、30代を過ぎたら憑き物が落ちたように別人みたいに落ち着く男子。あなたの周りにもいるはず。  
昔なら「ヤンキー」、今なら「DNQ」たちってこのパターンが多くない?



高校まではヤンキーで、超悪ガキだった 小学校時代の同級生が、結婚も出産も早く、40代でなんと母校でPTAの会長なんかしてて、のけぞった経験、わたしありますよ。

 

 


 うちの夫も高校時代は、ドロップアウトまでして悪さの限りを尽くしたクチ。


それでもV字回復しまともな大学に進学、今ではだれもそんな過去があるとは信じないぐらい丸い人になっちゃいました。

 

35歳までは子供なんていらないといっていたのに、今やこれ以上はのぞめないほど、娘にとって「いいお父さん」です。
    
つまり何が言いたいのか。

精神年齢が男子より高い女子は、普通20代で結婚を考え始めます。



でもその時期、ちょうどターゲットとなるお相手の多くは、まだまだ途上人。



よっぽど惚れ込んだ女性がいて、ここで結婚しなかったら彼女を失う、ぐらいのプレッシャーや、会社の出世にかかわるぐらいの理由でもない限り、男子は「結婚」なんて自分を縛るものはできるかぎり先送りにしたいと考える。

 



でもね、そんな彼らも、誓っていい、ある時期を境にかわるのよ。

これもホルモンの仕業なんでしょうね~。

で、その時期にタイミングよく知り合うと、結婚までのゴールは意外に早かったりして。

 



だからね、20代前半ぐらいまでの男子とそれ以降の男性は分けて考えたほうがいい。



20代ぐらいまで、特に10代までは、ホルモンのいたずらにより、荒れ狂うこともある男子のエネルギーのガス抜きをどうするか。
それが両親、教育の場、コミュニティの腕の見せ所なのかも。

 

 



ということで、次回は、

おつきあいするまではいつもトントン拍子なんだけど、最後にどうしても彼の結婚相手になりきれない、さまよえる女子のために、

ぜひ書きたいことがあります。

 

ぜひまたお越し下さいませ。





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