「体に重度の障害をもった男性とその方を身近にお世話していた女性が結婚するケースはよくあるんです。けれど、残念なことにその逆はまだ聞いたことがありません」
ふ~ん。。。。。
なぜかこの言葉はわたしの胸にどしっと残った。
ちょっと切ない気分と共に。
外見じゃないのよね、心よ、と女はいえる。
でも男はやっぱり外見がとても重要な役割を果たしているのね。。。
このエピソードが忘れられなくて、2冊目の本「NY発世界基準の女の心得」でも、
「男性は恋に落ちる際、視覚からの刺激が大きく影響する」 という結論につながることになりました。
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女性は、視覚的な要素から入ると、失敗しがち、
「女が一目惚れで始まった恋は成就しにくい」 と我が身を振り返ってこれも書きました。苦笑 (詳しくは拙著へ)
加えて、困ったことに男って、どんなにきれいな本命の恋人や奥さんがいても、しかもその彼女たちを愛していても、ビジュアルで官能をくらっと刺激する女性が目の前に現れるともうダメ、むらむらっと来ちゃうらしい。
そうなると、理性はどこへやら、普段は冷静沈着、先を読んで行動できるタイプの彼でも、ついつい、「大丈夫、一回ぐらいなら分からないかな~」と行動に移し、結果バレて大騒ぎになったりして。
たちが悪いことに、その行動の大半が「浮気」、 つまり一時的なもので、愛とかそういう次元の問題じゃないのよね。
(ここを女子であるわたしたちはイマイチ読み切れない)
世の中の男女のトラブルの多くがこんな形で始まったものじゃないかしら。
(もちろん中には女子の浮気がバレるケースもありでしょうが、女子の場合浮気というより本気っぽくなっちゃうことが多い点でちと違う)
さらに悪いことに、女なら特別に本命がいない時期に2回以上体の関係ができると、その相手にかなり気持ちが傾くのに、男は、まったく割り切ったまま体のおつきあいを続行できる(ケースが多いらしい)。
つまり視覚を刺激され関係が始まったとはいえ、あくまで「愛」は別物。
そのムラムラが収まると、すっかり、
「ごめん、さっき言ったこと訂正。なかったことにして~」
と、いうことになってしまう。
だからこそ、夫が娘にこんなふうに、男の子について話して聞かせました。
「男の子に、大好きだ、愛している、だからいいだろ? きみもぼくを愛している証拠を見せてと迫ってきたからといって、それを鵜呑みにしちゃダメだよ。セックスしたい一心で言っているだけかもしれないから。まだ自分の気持ちが固まってないときは、すぐに彼の要求にこたえる必要はないんだよ」
「男は本当に大好きな相手からは嫌われたくないから、彼女の意思を尊重し、待てるはず」
でも、まだ恋愛初心者マークのころ、しかも10代の頃は、自分に自信がない女の子ほど、彼の言葉を鵜呑みにし許してしまい、不本意な結果に発展しがち。
これが、30代、40代になると寂しさや焦りから、遊びと割り切った軽い(浮気)関係のつもりが、いつのまにか前のめってしくじったり。
または、たとえ彼が最初は浮気以上の気持ちでいてくれても、いつしかあなたの「寂しさ」や「結婚願望」が透けて見えすぎるようになると、次第にそれを重く感じたりね。
あぁ、ホント恋愛関係って難しい 。
何せ、男はできれば結婚は最後まで避けたいと思っていて、 女は逆に、できれば早くしたいと思っているから、そりゃうまく行かないわよ。笑
ということで、ここからはこれっていうほど恋愛袋小路の中をさまよってきたわたしから、似たような状況にあるあなたへ❤。
・妻帯者との関係は、よほど妻との関係が決裂していない限り「今日が最後」のつもりで。 つまり明日のこと(結婚などの約束)は話題にしないで「今」が最高のギフトだと思って楽しんで。
・男は離婚が成立した後、元妻との精神的痛手を乗り越えるのに、平均2年必要、と専門の心理学者が語っておられます。 つまり2年以上経たないとどんなにあなたを愛していてもいっしょに明日のことを考えるのは難しいということ。
って、ここまで書いて来たらなんか男って女目線では救いようがない面ばっかりな感じがするでしょ。笑
でも、そうでもないのよ。
誓っていい。
本当にすてきで純粋な面もある気がするのよ。
次回はその辺から。

まもなく、クチュール級のワンピースやジャケットがお店にならびます。
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