みなさま、こんにちは。
Rish NY一周年を迎え、ちょっとわたしのチャリティに対するスタンスを書かせてください。
わたしは、チャリティというのは、自己満足&偽善で出発してもいいんじゃないかと思っています。
また、それを人に指摘されても、
「ふふ、そうかもね」と答えることにしています。
なぜならば、実際問題、自己満足&偽善じゃない、とは否定できない自分がいるからです。笑
でもね、ここからなの。
あの子供地球基金の鳥居晴美ちゃんやRoom to Readのジャパンチャプター代表になった松丸佳帆ちゃんたちがすごいのは。
継続です。
チャリティは、ビジネス以上に、醜い、人間のエゴが渦巻く場面に直面することになる、ということを、
ニューヨークのソーシャルサービス系のNPO Inwood Houseの理事をしていて、だんだん身にしみてわかってきました。
タダよりこわいものはない、っていうけど、
チャリティはタダどころか、売るものなしで(お金や労力を)いただくばかりなんだもの。
20年以上子供地球基金を主宰されてきた鳥居晴美ちゃんは、あまりおっしゃらないけれど、ここまでいらっしゃる間、どれほど嫌な思いをなさったことか想像にあまりあります。
だからこそ、継続は簡単ではない。
よほど、強い意志、信じる尊い信念のようなものがなければ続けられるものではありません。
そしてそれを続けられるということは、その時点でそれはもう自己満足や偽善の域をとうに超えているのよ。
昨日の日経新聞、わたしの履歴書に、有機化学者でノーベル賞受賞者である根岸英一さんがこう書かれていて、深く共感したのでぜひみなさんとシェアさせてください。
幸福の4条件
健康ー高校時代と大学時代に体調を崩し第一の条件とした。
家庭ー基軸は夫婦や子や孫を含めた家族が円満でなくてはいけない。
プロフェッションー好きになれる仕事をし、かつ給料を上回る大きな社会還元ができることが望ましい。
一人ひとりがそれができればすばらしい社会になるはずだ。
趣味ー趣味をもてば人生はより豊かになる。しかもパートナーと同じ趣味があるのが一番ですね♪
わたしたちのような普通の人間も、好きなことを仕事にし、その中で、または一方で社会に還元できる仕組みを作ることが望ましいのではないかと思います。
チャリティやボランティアは、震災以来、多くの人にとってかなり身近なこと、特別ではないことになってきたのはないかと思います。
この調子よね?
この調子でいきましょう!
楽しみながら、少しずつ、嫌なことや大変なことがあってもくじけないで継続して行きましょう。
そうすると、自分に跳ね返ってくる満足感、達成感、そしてそれまで見ず知らずだった人とつながるご縁などは、ホントかけがえがないし、それまで想像もしてなかったところにあなたを連れてってくれる出会いにつながるかも。
わたしはそういうのいっぱい経験してきました。
ということでどうぞこれからも末永くよろしくお願いします。
星の数ほどあるブログの中からいただいたご縁に心から感謝!
Rish NYとは
日本ではまだ無名な、NYをベースとしてがんばっている才能の芽を感じる新進デザイナーの洋服やアクセサリーを、日本のみなさんに紹介するオンラインストアです。
新人の登竜門として新人を育て産業を発展させ雇用を生む仕組みをつくることで定評のあるNYファッション業界を微力ながらサポートする一方、日本のみなさんにはまだ手の届くお値段で、他ではあまり手にはいらないブランドをご紹介しています。
こちらトリーナ・ターク。そろそろメジャーリーグ入りかも。
今のうちにぜひどうぞ。
www.rishny.com
Rish NY Facebook
(コーディネートはこちらから)