子ども地球基金と宮城県被災地の今 | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

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日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

みなさま、おはようございます。



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すばらしい秋晴れに恵まれた中、子ども地球基金が立ち上げた宮城県亘理町のキッズアースホームにお邪魔しました。



今日は、まず亘理町付近の「今」を写真でお伝えします。


亘理町は、まさにハイウェイを境に、くっきりと津波被害の明暗を分けた地区です。


ハイウェイのこちらがわから隣町荒浜に至っては今もこのような状況です。


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すでに、世界中からかけつけたたくさんのボランティアの方や地元の方のご尽力で、泥だしやがれき処理はほぼ完了しています。



家ごとすべて流されてしまったエリアや、建物は残っていても、長い間住める状態ではなかったエリアが混在し、すこしずつ家の建て替え工事や改修工事が始まっているようです。



ただ、隣町荒浜の、被害を受けた小学校は、まだまだ閉鎖中でした。


キッズアースホームから3分ほど車を走らせた荒浜のオーシャンフロント近くにいくと、がれきの山がものすごい高さになっていました。



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このあたり、通り過ぎるのは、がれき処理のためにやってくるトラックだけ。


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ものすごい砂埃をたてて、まだまだがれきを運んできます。


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すれ違う運転手さんたちに軽く会釈をすると、会釈で返してくださいます。

そんな当たり前の小さなことが心にしみます。

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ほんの半年前までは、このがれきの一つ一つに多くの人の人生や生活がつまっていたなんて。




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オーシャンフロントのホテルの横にもがれきの山が。



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クレーン車の操縦士さんだけが黙々と働いてらっしゃいます。




鳥居晴美ちゃんに聞いてみました。


なぜ、亘理町にキッズアースホームを立てたのか。



「一番メディアに取り上げられる機会が少ない場所であること」


「3月に最初に訪れたのがここだったから、地元の方と絆を感じるから」


と答えてらっしゃいました。

地元の方々には本当によくしていただくとおっしゃっていました。




続いて、ピアニストの岡崎ゆみさんもいらっしゃった、キッズアースホームをご紹介します。


引き続きよい週末を!