気になる隣人、マドンナ姐さん | だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

だれも書かない★ニューヨーク1%未満★

日本からは見えにくい、知られざるニューヨークやニューヨーカーのこと、たまにプライベートなことを書いています。

みなさま、こんにちは。

 

 

お変わりありませんか?

 

このところ、いいニュースがありませんね。

 

娘が日課のウォールストリート・ジャーナルを広げ、

「今日も、いいニュースがない」

と、言葉を失くしております。

 

 

 

日本も、ギリシャも、一人テロのスェーデンも、そして政府要人の暗殺が相次ぐアフガニスタンも。

 

ここアメリカの米国債の上限問題は深刻です。

 

わたしはこれを考え始めると、どっと目の前が暗くなる気がします。

 

8月2日までに共和党の合意が認められない場合は、世界はどうなるのでしょう。

 

 

でも、世界の暗いニュースばかり反芻していてもどうしようもないので、今日は、恥ずかしくもミーハーなアメンバー限定記事で気分転換とさせていただきます。

 

 

 
だれも書かない★ニューヨーク1%未満★
これはマドンナが購入する直前の写真。
今は、家の前には高い柵が張り巡らせられていて、車庫は全く見えません。
 
 

 

 

みなさんは、ご近所に気軽に行ったり来たりし、家族ぐるみで気が合うお友だちはいらっしゃいますか?

 

 

 

わたしは、ありがたいことに、10年ほど前から連絡が途切れてしまった16年来の友人が、偶然にもすぐ近くに住んでいることを数年前発見。

以来、仲良くしていただいています。

 

 

過去記事でもおなじみ、あのハイディ一家です。

 

 

ハイディのご主人はテレビでもおなじみ、エミー賞も受賞したほどのジャーナリストであり、かつお医者さま。

 

 

ハイディは、大学1年のときにモデルにスカウトされ、休学してモデルとして活躍、

けれど数年後にはきちんと大学に戻り学業をまっとうし、その後、コロンビア大学では、児童心理学に関して修士号もとるがんばりやさんでもあります。

 

ハイディのほうが多分15歳以上年下なんだろうな。

 

 

でも、この二人に限っては彼がハイディの尻に敷かれているって感じ。

だからうまくいっているっていう説も。

 

 

 

 

彼女たち夫妻はユダヤ人とWASPのミックスカップルです。

そんな「ゆるめ」のバックグランドのおかげで、普段は避けるべき政治と宗教の話しもできるのがありがたいです。

 

 

みんなでああでもない、こうでもないと話していると、かなり気分転換になります。

 

 

昨日は彼女たちと娘たちもいっしょに家族ぐるみで、わたしたちの隣人であるマドンナ一家がお住まいのタウンハウスのならびにあるレストランに行きました。

 

 

わたしたちが近所で行きつけにしている数少ないレストランのひとつです。

 


 

もちろん、レストランまではミーハー気分でマドンナ姐さんの家の前を歩いていきました。

 

 

ハイディはわたし以上にミーハーな面も持ち合わせています。ははは、だから大好き。

 

 

そうしたら、なんと!

 

 

いつもは固く閉ざされている門があいてて、しかも巨大な米製SUVが停まっているではありませんか。

 

 

ちなみに、マドンナ家には、車2台分の車庫があります。

 

そして、2台同じような、窓はきっと防弾ガラスに違いないと思わせる、いかにも屈強そうな黒いSUVを所有しています。

 

 

ちなみに、アッパーイーストの金持ちの子沢山家庭はこの手の車を、運転手とボディーガードと共に所有しているケースが非常に多いです。

 

思うに、マドンナがこの家を買った一番の理由はこの車庫だったんじゃないかしら。

子沢山だから車は必需品。

 

 

しかも、車庫付きのタウンハウスはアッパーイースト広しといえど数が限られています。

でもこれがあれば、家の中から車に乗り込んで、人目をさけてお出かけができるもんね。

 

 

さて、わたしたちが通りかかったころ、ちょうどアジア人の運転手さんが車から下りてくるところでした。

 

 

 

すると、後部シートから若い女の子(20代)二人と男の子(20代)も何やら手にたくさんの荷物をぶら下げて下りてきましたよ。

 

 

で、すすっと、マドンナ姐さんのおうちに入って行きました。

 

 

はは~ん、あの人たちは、マドンナ家のスタッフなんですね。

 

 

荷物は、子供がらみのお店のロゴがちらと見えたところから判断するに、ナニー軍団なのかも。

 

 

と、こんなふうに、マドンナ姐さんが近所でふつうに生活をしていると思うと、わたしはファンなので、なんとなくうれしいのです。

 

 

 

 

 

しかももうひとつうれしいことがあります。

 

マドンナ家の2年間にわたる改修工事が終わったのが2カ月ほど前ですが、以来、パパラッチらしき人を家の前でみかけたことがないこと。

 

これは隣人としてもほっとします。

 

でも、すごく気の毒だな~と思うのは、それでも、いつもどの部屋のカーテンもブラインドも、しっかり下ろされていること。

 

 

外から中が見えないということは、つまり中からも外が見えないわけで、毎日そんなふうに生活するのは陰気くさいんじゃないかな~と思います。

 

 

な~んて、暗い話題にまじって、ハイディ一家とのディナーでは、マドンナ家の情報交換もしたりして。

 

 

 

そういえば、ハイディは5月のある日、ローデスちゃんがちょうど車から降りるところを見たといってました。

 

 

学校から帰宅したところだったみたいです。

 

 

でも、近くにそれを妨害する人はだれもいなかったそう。

 

こうして彼女たちが少なくともニューヨークで普通に生活が営めることをホントうれしく思います。

 

 

 

 

 

ところで、ローデスちゃんはニューヨークが誇るとてもユニークな学校に通っているんですが、この学校に関してはまたいつか、アメンバーでお話しますね。

 

 

それではみなさま、今日もよい1日を!